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スマホだけではなくパソコンにも給電できるパワフルな出力と電源プラグ内蔵、そしてUSBタイプCケーブルも収納されている「1台持ち運ぶだけでずっと使えるモバイルバッテリー」として人気の「Idmix CH08」をレビュー。
モバイルバッテリーは今やAnkerなどが有名ですが、長期外出時にはモバイルバッテリー自体を充電しないといけなくなった場合にコンセントプラグ一体型のモバイルバッテリーはなかなか販売されていません。
そこでこのIDMIX GaN「Idmix CH08」はパソコン、タブレット、スマホの3つの充電をすべてこれ1台でまかなえてしまえ、長時間コンセントがない場所でも1日間は耐えてくれるバッテリー容量も確保しています。
このモバイルバッテリーが到着してからしばらく使ってみてメリットとデメリットをまとめてみました。
以前は1万2千円程度でしたが、Amazonでは1万円を切りかなりお買い得になっています。
Idmix CH08のカラーはグリーンとグレーの2色展開ですが、特にグリーンは女性でも男性でも持っていて気分が良くなる淡いグリーンでストラップも最初から付属しておりデザイン性も優れています。
またこのボディは難燃性ABSを採用しており万が一の発火があったとしても燃え広がらない構造になっている安心設計です。
実際に表面はテカテカツルツルした感触でデザインは良いのですが、ポッケなどに忍ばせておくと滑り落ちる可能性があります。
モバイルバッテリーとしては大容量の部類となり20000mAhと非常に大容量なバッテリー容量です。
バッテリー残量を示すインジケーターはランプ4つで簡易的なものとなっていますが、残量が少なくなると1点滅で分かりやすいです。
この大容量バッテリーのおかげでIdmix CH08のバッテリー容量が満タンの場合はスマホは平均的には5回のフル充電、そしてMacBook Proなどの13インチパソコンは1回フル充電、iPadは2回以上のフル充電が可能です。
またUSB-CのポートはPDに対応しており、コンセントへ接続していない状態でUSBとの同時充電時であってもなかなかスマホの充電速度も速いです。
とにかくスマホ単体のモバイルバッテリーや、Go Proなどのアクションカメラの利用用途となれば数日は持つので長期のキャンプなどアウトドアやコンセントが確保できない場所では重宝するのではないでしょうか。
また経済産業省の電気用安全法で定められているPSEも認定済みです。
Idmix CH08の大きな特徴の一つとして収納型のコンセントプラグが内蔵されている点です。
市販されているモバイルバッテリーは大半が本体を充電する場合にはコンセントプラグとケーブルが必要となりますが、Idmix CH08は本体自体にコンセントプラグがあるので余計なアクセサリーを持ち運ぶ必要がありません。
自宅での本体充電がメインならここはあまり影響ないかもしれませんが、外泊や移動が多い方であれば本体のみの持ち運びで手荷物の負担が軽減するのは大きなメリットでしょう。
最近では多くの通信端末がUSB TypeC ケーブルに対応しており、Idmix CH08では本体にUSB TypeCケーブルを収納する溝があり、購入時にはケーブルが付属しています。
ここに収納されているケーブルで外出先でのケーブル忘れも防ぐこともでき、スマホだけではなくパソコンへの給電も可能です。
ただし収納されいてるケーブルは非常に短いため、充電時はモバイルバッテリーの側に置いておかなければならないので注意が必要です。
モバイル端末や携帯ゲーム機等であればこの長さは特に問題になることはないでしょう。
しかしながらLightningケーブルに対応するiPhoneはこのケーブルの規格に対応していないので、別途Lightningケーブルを持ち運ばならければならないのは残念です。
iPhoneを充電目的で持ち運ぶならPD対応のUSB-Cポートからの充電が望ましいので「Lightning to usb type Cケーブル」を一本持っておくと急速充電が可能です。
Apple純正は高いのでAnker製がおすすめできます。
またコンセントへ差し込んだ状態では最大65Wの出力に対応しているので、大型のモバイルノートパソコンでも急速充電が可能なのは喜ばしい点です。
もちろんコンセントへ差し込んでいないモバイルモード状態でも30Wの出力があり、61WのMacBook Proでも充電も充電はある程度可能だったのでコンセントが確保できない場所でのノートパソコンのバッテリー持続性にも大きく貢献できます。
モバイルモードで65Wの出力が欲しかったのが本音ですが、コンパクトボディのモバイルバッテリーではなかなか採用が難しいのでしょうね^^;
デザイン性もよく、大容量でコンセントやケーブルいらずの文句のないモバイルバッテリーではありますが、しばらく使ってみて気づいたデメリットをいくつか述べさせてもらいます。
外出先やカフェなどで万が一コンセントへ差し込む際に2口あるコンセントの下の部分が埋まっていたり横向きなどの特殊なコンセント差し込み口の場合は本体が重いため、ずれ落ちたり差込口がゆるいと落下する恐れがあります。
通常上記のようにに向けたり、Idmix CH08を充電するのであれば下側のコンセントプラグで充電するには全く問題が無いですが、家庭内のコンセント以外の場所で充電する場合はどういう状況かしっかりと確認しなければなりません。
ストラップやはめ込み型のUSBケーブルも含めると重量は479gあり、500mlのペットボトルぐらいの重量があります。
やはり20000mAhの大容量バッテリーとなれば、本体の大きさも重量もそこそこあり、スマホよりも大きく重いです。
ですので手荷物が普段から少ない方やポッケに入れたい方、リュックなどを持たない方には外へ持ち出すのが億劫になるかもしれません。
もしもノートパソコンやタブレットなどのバッテリー容量がそこまで大きくないスマホ等がメインでの充電端末であれば10000mAh程度のモバイルバッテリーでも十分ではあります。
購入前には特に注意しなければならないのが、メインをパソコンの充電バッテリーとして考えている場合はモバイルモード時は30Wとなっているので利用しているパソコンによっては充電がなかなか進まないという問題があります。
いつでもコンセントを確保できる場合では最大65Wに対応しているのである程度のモバイルノートパソコンであれば充電が進みますが、コンセントなしでの運用を考えている場合は今一度自分のノートパソコンのW数と照らし合わせて見たほうが良いでしょう。
もちろんパソコンやスマホなどの電子機器だけではなく、デジタルカメラやアクションカムの予備バッテリーなどを充電するのには30W出力では十分適していて、結構な速度で充電が完了するので長時間の撮影などにも重宝します。
IDMIX GaN「Idmix CH08」を総評してみると「荷物を減らしたいモバイルユーザー向け」な製品として非常におすすめはできます。
また30W程度でバリバリ作業できるモバイルノートパソコンやiPadなどのタブレットを持ち運ぶ方にも外出先で長時間のバッテリーライフが実現できるので、1万円以下で購入できるなら非常にコスパも高いです。
また多少の重量は大容量バッテリーゆえの利点とのトレードオフとはなりますが、長時間の滞在を避けるためコンセント設置が行なわれてないカフェもまだまだ多いので、ノマドとして外や施設での長時間作業を行う方にはおすすめの一台には間違いないです。
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コメント
コメント一覧 (2件)
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