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2019年9月20日に発売された「Nintendo Switch Lite」。
価格 | |
Nintendo Switch Lite | 21,978円 |
---|---|
Nintendo Switch 有機ELモデル | 37,980円 |
Nintendo Switch | 32,978円 |
値段も通常のNintendo Switchよりも1万円ほどお手頃になっており、今までよりは手を出しやすい価格設定なっています。
このNintendo Switch Liteが従来のNintendo Switchと比較して大きな違いとメリット・デメリットをまとめました。
購入した本体はイエロー、グレイ、ターコイズ、コーラル、ブルーのラインナップがある中で選んだのは「ターコイズ」。
外箱はドックなども付属されていないため非常にコンパクト。
入っていたのはNintendo Switch Liteの本体とUSBタイプCの電源アダプタと1枚のペラペラのセーフティーガイドのみ。
取扱説明書なども一切省かれているのが現代風ですね。名称やボタン配置は任天堂公式ホームページを見なさいという感じですね。
Nintendo Switch Liteを触った瞬間、今まで通常のNintendo Switchを使っていたならすぐ分かる「小さい」「軽い」という感覚。
常に持ち運びをしていた方なら圧倒的にこのコンパクトさは嬉しいと思います。
上部のボタンや端子の配置はNintendo Switchと変わっていません。
底面に関してはマイクロSDカードの部分がNintendo Switchではスタンド部分、そしてスピーカーはNintendo Switchは前面の下になりますが、Nintendo Switch Liteは底面で異なります。
背面を見るとすぐに分かると思いますが、Nintendo Switch LiteはJoy-Con(ジョイコン)という概念がなく取り外しが不可能です。
ここは通常のNintendo Switchと大きな違いになるので1台で複数の友達と遊ぶというよりは1人でプレイするというスタンスになっています。
標準のNintendo Switchと今回のNintendo Switch Liteの比較を行っていきます。
Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteを比べてみるとLiteの方は本体も液晶ディスプレイも小さくコンパクトになっています。
液晶ディスプレイはNintendo Switchが「6.2インチ」Nintendo Switch Lite側が「5.5インチ」と僅かながら画面サイズが異なります。
サイズは以下の違いがあります。
縦 | 横 | 厚さ | |
---|---|---|---|
Nintendo Switch Lite | 91.1mm | 208mm | 13.9mm |
Nintendo Switch | 102mm | 239mm | 13.9mm |
縦と横幅は大きく小さくなっていますが、厚みは実際には変わっていないようです。
そしてボタンやスティックの大きさはさほど変わりません。ただしボタン周りで異なるのが左側の十字キーがNintendo Switch Liteはつながっています。
スムーズな操作上下左右の操作はつながっている十字キーの方が使い勝手が良いかもしれませんが、これは好みと慣れの問題になりそうですね。
右側のボタン配置は変わりません。どちらが押しやすいということもなく操作の感触も同じでした。
液晶ディスプレイは先ほど説明し6.2インチと5.5インチで異なるのですが、解像度はどちらも1280✕720ピクセルで違いはなくどちらもきれいに表示してくれます。
ただし、Nintendo Switch側は赤みがあり多少あたたかみを感じる色合いですが、今回のNintendo Switch Liteは青みが多少ありあっさりとした色合いです。
じっくり見比べてみないと正直わからないレベルではありますが、白色表示や濃い色を表示するときにはちょっとした違いを感じるかもしれません。
また表示領域などは解像度が変わっていないので全く同じです。
背面を見るとすぐに分かりますが、冒頭で説明したとおりNintendo Switch Liteは取り外しが可能なJoy Conではなく本体一体型のコントローラーとなるのが大きな違いです。
Joy Con1台だけでプレイできるゲームなどはJoy Conを買い足したり、もしくはすでにNintendo Switchを持っているのならそのJoy Conやプロコンを接続設定する必要があります。
Nintendo Switch Liteには本体を立てるスタンドがありません。
これは取り外しができないJoy Conがなくなった影響もあるかもしれませんし、一人プレイを前提に設計されているので省かれた部分でしょう。
ただしJoy Conやプロコンを友だちと別で用意してスタンドなどを用意すればなんとか遊ぶことはできるので、ちょっとした工夫が必要です。
比較してみるとNintendo SwitchとNintendo Switch Liteの基本は同じながらもコンセプトは多少異なっていることもわかります。
やはりこんだけ軽くなってコンパクトになって更に値段が安くなったとなるとそれなりに削られた機能があるわけです。
そこで今回のNintendo Switch Liteのデメリットをまとめてみました。
通常のNintendo Switchは携帯モードの他にSwitchドックを通してテレビやモニターへ出力を行い大画面でゲームプレイすることができます。
Nintendo Switch Liteはドッグに差し込むこともできず、テレビやモニターへ出力はできません。
もちろんHDMIへ変換できるUSBタイプCケーブルを使ってもモニターやテレビは反応がありませんでした。
自宅や友達の家で大画面でNintendo SwitchのゲームをプレイしたいということがこのLiteではできないということになります。
これはNintendo Switch Liteがコントローラー一体型となりテーブルモードでの遊ぶことができないです。
特に子供が複数集まったときなどにみんなでワイワイ系のプレイができないという制限です。
イメージは過去の携帯ゲーム機となる3DS、2DSやPSPやPSViTAなどと同等の機能と思ってください。要は基本1人プレイという認識でいるとわかりやすいでしょう。
これは先ほどの内容と重複してしまうのですが、Switchで販売されているゲームには3つのモードでの遊び方がありNintendo Switch Liteは「携帯モード」のみにしか対応していません。
「携帯モード」非対応のゲームだった場合はNintendo Switch Liteで遊ぶことができないこととなります。
ちなみに私が所有しているスイッチのゲームソフトを引っ張り出してみた結果、プレイできない対象ゲームは「マリオパーティー」のみでした。
このように携帯モードに対応していないゲームタイトルであるかをNintendo Switch Liteの場合は必ずチェックする必要があります。
携帯モードに対応していないゲームはパーティー系のゲームには多いかもしれませんが、人気タイトルゲームに関してはほとんどが携帯モードに対応しているのであまり心配する必要はないかもしれません。
では今回比較してみてNintendo Switch Liteになりどんなメリットが見えたかまとめてみます。
Nintendo Switch Liteのメリットは何よりもコンパクトになり重量もかなり軽くなり持ち運びや本体でのゲームプレイが何よりも快適になったことでしょう。
手のひらとまでは言いませんが、大人の手のひらで簡単に持てる大きさに収まっています。
また重量は通常のNintendo Switchが398gに対しNintendo Switch Liteは275gと約120gも軽くなっていることです。
120gというとちょっとした一昔のスマホ1台分の重さです。120gの軽量は腕への負担はかなり軽減されます。
特に子供が本体でゲームをプレイするのならこのコンパクトさと軽量化は嬉しい変更点です。
初代のNintendo Switchはバッテリー最長時間が2.5〜6.5時間だったのにも関わらず3〜7時間と多少バッテリーが改善されていることです。
現在はバッテリー時間が4.5〜9時間と伸びた2代目Nintendo Switchが販売されているようですが、サイズと重量が小さくなって初代Switchよりもバッテリー時間が伸びているのは初代持ちには嬉しい改善でしょう。
Nintendo Switch Liteは確かにテレビ出力ができないことやコントローラーの取り外しができないポイントがあります。
しかしスプラトゥーンやマリオカート、スマッシュブラザーズなどのほとんどの人気ゲームタイトルが遊べるのにも関わらず、従来のNintendo Switchの定価よりも1万円も安く購入できます。
特にSwitchほしいと子供にせがまれて価格で躊躇していたお父さんお母さんの財布にも以前よりは優しくなっています。
もしもテレビ出力やテーブルモードでのゲームプレイを前提としなければかなりリーズナブルな値段設定なっていると感じました。
Nintendo Switch Lite(ニンテンドースイッチライト)を今回手にしてみてプレイし遊んでみましたが、何よりも本体が小型化・軽量化が嬉しいです。
メリット・デメリットをまとめてみると
プレイできるゲームやモードには制限があるのは間違いありませんが、一人で携帯モードで黙々とオンラインプレイなどをする方にはサイズ感も最適で値段もお手頃なのでプレゼントにも良いでしょうね。
もちろんプロコン派、ジョイコン派でも接続をすることができるのですがTV出力できない点だけが気になるポイントではあります。
ただし家族みんなででワイワイゲームをする方、友達とみんなで遊ぶ目的で考えているなら通常版のNintendo Switchの方が適しているので注意が必要です。
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