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スマホは今や「ネットや連絡手段」というツールではなく
というツールとして使い方が大きく変わり、そのため各メーカーはスマホの機能の中では特にカメラ性能を年々進化させ続けています。
一眼レフ並みにキレイな写真を撮影できるように、レンズを大型化し、ソフトウェア処理による背景ボケの技術、それが手のひらで操作できるスマホで最高の写真・映像を残したいという方向けにカメラ性能が特に優れたスマホを調査した上でピックアップしました。
スマホのカメラに求めるもの(投票できます)
良い映像や写真を残すためのスマホ選びですが、よく言われる画素数やレンズの性能だけだけではなく、最近は撮影後の後処理性能(AI機能)も大きく関わっており、単に画素数がいいレンズを搭載したスマホだけでは綺麗な写真を残すというのは難しくなっています。
スマホのカメラレンズは1000万画素が平均画質となり、近年では4000万画素や2億画素などの解像度を実現しているスマホがありますが、それをしっかりと処理できるCPUやソフトウェアが備わっていることが大きな鍵となります。
そこでレンズ性能・そしてスマホの処理性能のバランスが取れているスマホが一番綺麗な写真・映像を残せるため、その点も含めておすすめのカメラ優先のスマホをまとめていきます。
カメラのレンズ性能は画素数、F値、レンズの数、デジタルズーム、光学ズーム、手ブレ補正、AI性能など様々な要因で構成されており、これらの処理がうまくオートで機能していれば撮影の技術がなくてもプロ顔負けの写真や映像を残すことができます。
画素数は数字が500万よりは1000万画素の方がきめ細かな映像を残すことができ、F値は2.0よりも1.8と数値が低い方がより明るく撮影することができるといった数値によるスペックの判断も時たま必要となります。
ただし画素数が大きすぎるとノイズが乗りやすく、夜景などの場合は逆に画素数がそこまで多くないほうが綺麗に撮影できたりもするのです。最近のスマホではソフトウェアの処理でこの画質や感度の調整などは撮影時に自動に行われていたりします。
iPhoneが長い間1200万画素と、そこまで画素数が多くないのに夜の撮影が綺麗に行えるのがいい例です。
また最近では遠くのものをズームで写すことにも特化しているスマホが増えている傾向もあり、ズームに関しては画素数が多いほどズーム時にノイズが乗りにくいという利点もあります。よってズーム重視なのか人物や夜景、風景重視であるのかで、それに見合ったカメラ性能となるスマホ選ぶのも重要なポイントでもあります。
スペック表を見てもなかなか分かりづらいという方も多いとは思いますので、ここではこれらの数値とバランスが優秀で難しい調整がなくともきれいな写真が撮影できるスマホを集めています。
いくらカメラの画素数の数値が高いものや高性能なレンズが搭載されていてもスマホのCPU性能が良くないと、撮影後のデータ処理などに大きな影響を及ぼします。
せっかくいい写真を撮ったのに仕上がりが微妙な場合、大きな写真ファイルやAI処理が追いつかない場合はスマホのCPU(処理性能)が良くないので以下のような性能が高いチップを搭載しているスマホのほうが有利になります。
Androidで選びたいチップ性能
特徴 | 性能 | |
---|---|---|
Google Tensor G4 | 2024年版のGoogle独自のチップ | ★★★★★ |
Snapdragon 8 Gen 3 | 2024年のフラッグシップモデルに採用 | ★★★★★ |
Google Tensor G3 | 2023年版のGoogle独自のチップ | ★★★★★ |
Snapdragon 8 Gen2 | 2023年のフラッグシップモデルに採用 | ★★★★★ |
Snapdragon 8 Gen1 Snapdragon 8+ Gen1 | 2022年のフラッグシップモデルに採用 | ★★★★★ |
Google Tensor | 2021年版のGoogle独自のチップ | ★★★★☆ |
Snapdragon 888 Snapdragon 888 Plus 5G | 2021年のフラッグシップモデルに採用 | ★★★★☆ |
iPhoneで選びたいチップ性能
CPUの種類 | 特徴 | 性能 |
---|---|---|
A18 Pro | iPhone 16 Proシリーズに採用されているチップ | ★★★★★ |
A18 | iPhone 16シリーズに採用されているチップ | ★★★★★ |
A17 Pro | iPhone 15 Proシリーズに採用されているチップ | ★★★★★ |
A16 Bionic | iPhone 14 Pro/iPhone 15シリーズに採用されているチップ | ★★★★★ |
A15 Bionic | iPhone 13/14シリーズに採用されているチップ | ★★★★★ |
A14 Bionic | iPhone 12シリーズに採用されているチップ | ★★★★☆ |
※シーズンや時期によってこれらの情報は更新されます。
ここで厳選しているのは「本気でカメラがいいスマホ」です。またそれぞれの写真の仕上がりやカメラ撮影による特徴もまとめています。
おすすめの高機能カメラスマホ
Xiaomi 14 Ultra | AQUOS R9 | iPhone 15 Pro Max | iPhone 14 Pro | Pixel 9 Pro | Pixel 8a | Xperia 1Ⅴ | Xperia PRO-I | Galaxy S24 Ultra | OPPO Find X3 Pro | OPPO Reno5 A | |
メーカー | Xiaomi | SHARP | Apple | Apple | SONY | SONY | Samsung | OPPO | OPPO | ||
レンズ数 | 4 | 1 | 3 | 3 | 3 | 2 | 3 | 3 | 4 | 4 | 4 |
背面カメラ 画素数 | 広角:5,000万画素 超広角:5,000万画素 望遠:5,000万画素 ペリスコープ:5,000万画素 | 広角/超広角:5030万画素 望遠:なし | 広角:4800万画素 超広角:1200万画素 望遠:1200万画素 | 広角:4800万画素 超広角:1200万画素 望遠:1200万画素 | 広角:5000万画素 超広角:4800万画素 望遠:4800万画素 | 広角:6400万画素 超広角:1300万画素 望遠:なし | 広角:4800万画素 超広角:1200万画素 望遠:1200万画素 | 広角:1220万画素 超広角:1220万画素 標準:1220万画素 | 広角:2億画素 超広角:1200万画素 望遠(3倍):1000万画素 望遠(10倍):5000万画素 | 広角:5000万画素 超広角:5000万画素 望遠:1300万画素 顕微鏡:300万画素 | 広角:6400万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 マクロ:200万画素 |
前面カメラ 画素数 | 3,200万画素 | 5030万画素 | 1200万画素 | 1200万画素 | 1050万画素 | 1300万画素 | 1220万画素 | 800万画素 | 1200万画素 | 3200万画素 | 1600万画素 |
光学ズーム | 3.2倍 | なし | 5倍 | 3倍 | 5倍 | なし | 4.4倍 | なし | 10倍 | 5倍 | なし |
デジタルズーム | 120倍 | 2倍 | 25倍 | 15倍 | 30倍 (超解像ズーム) | 8倍 (超解像度ズーム) | 12.5倍 (超解像AIズーム) | 100倍 | 5倍 (光学ハイブリッド) | 20倍 | |
F値 | 広角:ƒ/1.63〜ƒ/4.0 超広角:ƒ/1.8 望遠:ƒ/1.8 ペリスコープ:ƒ/2.5 | ƒ/1.9 | 広角:ƒ/1.78 超広角:ƒ/2.2 望遠:ƒ/2.8 | 広角:ƒ/1.78 超広角:ƒ/2.2 望遠:ƒ/2.8 | 広角:ƒ/1.68 超広角:ƒ/1.7 望遠:ƒ/2.8 | 広角:ƒ/1.89 超広角:ƒ/2.2 | 広角:ƒ/1.9 超広角:ƒ/2.2 望遠:ƒ/2.3-2.8 | 広角:ƒ/2.0 超広角:ƒ/2.2・4.0 標準:ƒ/2.4 | 広角:ƒ/1.7 超広角:ƒ/2.2 望遠(3倍):ƒ/2.4 望遠(10倍):ƒ/3.4 | 広角:ƒ/1.8 超広角:ƒ/1.8 望遠:ƒ/2.4 顕微鏡:ƒ/3.0 | 広角:ƒ/1.7 超広角:ƒ/2.2 モノクロ:ƒ/2.4 マクロ:ƒ/2.4 |
スローモーション | 1920fps | ◯ | 1080p (120/240fps) | 1080p (120/240fps) | 1080p (120/240fps) | 1080p (120/240fps) | 4K HDR (120fps) | 4K HDR (120fps) | 480p (960fps) | 1080p (240fps) | 1080p (240fps) |
特徴 | ライカカメラ「1インチセンサー」搭載でF値1.6の一眼レフに近い品質スマホ | 大手ライカカメラ社が監修する1/1.55インチのセンサー | iPhone 15史上フラッグシップモデルとして最大5倍の光学ズーム、USB-C、チタニウム素材で軽量化 | 48MPのメインカメラとマクロ撮影、センサーサイズも大型化 | ボケ補正や編集マジック、あとから別撮りで集合写真が可能、音消しゴムマジックが新たに追加 | 綺麗な写真が撮影できるスマホとしては価格が安くコスパが高い | レンズが本格的で目に映る景色そのままの描写が可能 | ハイエンドデジカメと並ぶ1.0型イメージセンサーを搭載 | 望遠機能や解像度が高く、施設や野鳥などの望遠が必要な撮影が得意 | 顕微鏡カメラ搭載や業界初の10bit撮影が可能な上に価格が抑えめ | コスパに優れたカメラスマホでアウト/インカメラ同時撮影などの機能が豊富 |
ライカカメラ社が手掛けるレンズを採用し、Xiaomi公式でも「もはやカメラです」というフレーズを使ってしまうほどのカメラに全力を注いだスマートフォン。
スマホレベルにはなかなか搭載しない1インチのイメージセンサー、そしてF値1.63〜という一眼レフのレンズに迫るボケ感を実現し、最大120倍のデジタルズームも可能。
SNSに掲載されている作例を見ても言われなければ一眼レフで撮影したかと思えるぐらいの仕上がりになっているのが分かるかと思います。
Xiaomi 14 Ultraのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:5,000万画素 超広角:5,000万画素 望遠:5,000万画素 ペリスコープ:5,000万画素 |
インカメラ画質 | 3,200万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.63〜ƒ/4.0 超広角:ƒ/1.8 望遠:ƒ/1.8 ペリスコープ:ƒ/2.5 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 5倍光学ズーム 最大120倍のデジタルズーム |
動画撮影 | 最大8K/30fps メインカメラ:1920fpsスローモーション |
特化機能 | ナイトモード、最大5cmマクロ撮影、 |
販売価格 | 199,900円 |
また別売アクセサリには「Xiaomi 14 Ultra Photography Kit」というバッテリー内蔵型のシャッターボタンとグリップが用意されており、より本格的な撮影にも対応しています。
このカメラ性能は正直iPhone 16 Pro、Pixel 9 Pro、Galaxyのハイエンドモデルでも叶わない、ちょっとしたミラーレス一眼カメラぐらいの画質だと言うのもうなづけるレベルです。
AQUOS R9はSHARP(シャープ)から2024年7月に販売開始されたAQUOSシリーズのフラッグシップモデル。
カメラにおいてはカメラ大手のライカ(Leica)社が監修し、5,030万画素、1/1.5インチの大型センサーを採用、瞳オートフォーカスにAIによる動きの予測を行う被写体追尾機能も組み込まれています。
その他に「ハイブリット手ぶれ補正」「料理の影除去」「手のひらによる撮影」「HDRビデオ」「ProPixの画質エンジン」など思いのままに撮影できるライカ監修がなせるスマホを超えたカメラ性能が最大の売りです。
Appleの20万近くするハイエンドモデルとなるiPhone 16 Proと比べてもズーム機能を除けば引けを取らないレベルでありながらも価格はわずか10万円台で約半分とかなりのコスパの高さ。
AQUOS R9のカメラスペック
カメラ画質 | 広角/超広角:5030万画素 |
インカメラ画質 | 5030万画素 |
F値 | ƒ/1.9 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 最大2倍のデジタルズーム |
動画撮影 | 最大4K スローモーション |
特化機能 | ライカ社監修の1インチ(1/1.55型)センサーHEKTORレンズ・ProPix Pro画質エンジン |
販売価格 | 100,000円〜 |
Xiaomi 14 Ultraと同じくライカ社のレンズを使っていますが、ズーム機能は弱いです。あくまでも被写体が近くにある状態か広角での撮影がメインとなるでしょうが、それでもカメラ性能とコスパを両立したAQUOS R9は今年2024年の人気スマホになる可能性が高いです。
唯一の弱点となる望遠機能となっているので、カメラに望遠性能を込みで検討するなら「Galaxy S24 Ultra」「Pixel 9 Pro」「Pixel 1Ⅴ」「iPhone 15 Pro MAX」がおすすめ。
iPhoneでは史上初のチタニウムを採用し、A17 Proチップを搭載。iPhone 15 Pro Maxにおいては最大5倍の光学ズーム、最大25倍のデジタルズームを実現し、望遠機能をより強化しています。
最大5倍の光学ズームで120mmのレンズ、そして画質を劣化させずに被写体に寄ることができます。※iPhone 15 Proは最大3倍となるためこの機能はiPhone 15 Pro Maxのみ限定。
iPhone 15 ProはProResビデオを外付けストレージにリアルタイムで記録でき、iPhone自体はカメラとして撮影を続けることが可能です。
写真だけではなく、動画撮影もUSB-C、最大10Gbpsのデータ転送速度の恩恵により本格的な映画のような映像や長時間撮影コンテンツを配信するクリエイターにとっても大きな武器になる機能です。
iPhone 15 Pro Maxのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:4800万画素 超広角:1200万画素 望遠:1200万画素 |
インカメラ画質 | 1200万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.78 超広角:ƒ/2.2 望遠:ƒ/2.8 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 5倍光学ズーム 最大25倍のデジタルズーム |
動画撮影 | 最大4K/60fps 1080p/240fpsスローモーション |
特化機能 | ナイトモード、マクロ撮影、シネマティックモード、アクションモード |
販売価格 | 189,800円〜 |
iPhone 15無印モデルもカメラ画質が向上しています。
iPhone 14 Pro Maxをレビューしています。
2024年に登場したGoogle Pixel 9 ProはGoogleの独自チップ「Google Tensor G4」の4代目でパフォーマンスはさらに向上し、48MPの超広角カメラは視野角123度のさらなる広範囲撮影が可能。
また1/1.31型センサーを採用した事により従来のPixel 8 Proよりも暗所撮影に強くなり、望遠に関してはSuper Res Zoomが強化され最大30倍までのノイズ少なめのデジタルズームが可能。
またビデオ撮影においてはVideo Boost機能が追加されたことにより8Kのビデオ撮影が可能になりました。
Gemini AIアシスタントが搭載されたことにより写真の自動編集、そしてグループ写真に後から自分を追加することができる機能が加わったりなど、他とは一線を画す機能が使えるのもPixelならではです。
Pixel 8 Proのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:5000万画素 超広角:4800万画素 望遠:4800万画素 |
インカメラ画質 | 1050万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.68 超広角:ƒ/1.7 望遠:ƒ/2.8 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 5倍光学ズーム 最大30倍のデジタルズーム |
動画撮影 | 最大8K/30fps 240fpsスローモーション |
特化機能 | 躍動感あるモーションモードや撮影後の消しゴムマジック、シネマティック撮影、一緒に写る |
販売価格 | 159,900円〜 |
夜景モード(ナイトモード)の強化やAI(機械学習)の性能の向上、撮影時の細かいディテールの再現も高く映える写真を撮影するなら真っ先に検討してもらいたいスマホに間違いありません。
GoogleストアではiPhoneや他社Android製品の下取りも行っており、通常より安く入手することも可能です。
2024年5月に発売となったGoogle純正スマホとなるハイコストパフォーマンスのPixel 8a。
iPhone 16 ProシリーズやPixel 9 Proと比較するとズーム性能はそこまでは高くないですが、それ以外はほぼ変わらぬカメラで7万円台とありえないレベルのコスパです。
画像処理などに寄与するプロセッサーは上位版となるPixel 8やPixel 8 Proと同じGoogle Tensor G3というチップが採用され、撮影後の演算処理も優秀になっている点はGOOD。
カメラ撮影においてはGoogleのAIとソフトウェア処理による光学2倍に匹敵する高解像ズーム撮影も可能となっており、このカメラ性能から考えるとコスパは恐ろしく良いです。
またPixelのカメラはシャッター音が小さいので周りの人に気を使わずに撮影ができる点もいいですね。
もちろん夜景撮影(ナイトモード)、手ブレ補正、シネマティック撮影などインスタやTikTok、YouTube投稿などにも十分活躍できるモードも搭載されておりスマホに予算をあまりかけられない方には間違いなくおすすめの一台です。
価格は7万円台と今では平気で10万円は超えるスマホのハイエンド機種と比べると半分以下の値段で良い写真がバシバシ撮れるスマホが手に入ります。
Pixel 8約13万円〜、対してPixel 8aは7万円台の差でありながら、カメラに素人目線では大きな差を感じないのを考えるとどれだけPixel 8aがコスパが高いのかが分かるかと思います。
Pixel 8aのカメラスペック
カメラ画質 | 6400万画素(広角) 1300万画素(超広角) |
インカメラ画質 | 1300万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.89 超広角:ƒ/2.2 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 最大8倍の超解像度デジタルズーム |
動画撮影 | 最大4K/60fps 1080p/240fpsスローモーション |
特化機能 | ポートレートモード、ナイトサイト(星空撮影)、シネマティック撮影 |
販売価格 | 72,600円〜 |
Pixel 8と比べる4万円も安く、利用するシーンによってはPixel 7 Proを超える性能を引き出す可能性もあり、これからAndroidスマホへ乗り換える予定の方や価格が安くてもそれなりのハイエンドなモデルがほしい方にはPixel 8aは絶対的におすすめです。
旧モデルPixel 7a本体のレビューを実施しています。気になる方はチェック。
旧型のPixel 7aは整備品済みでさらにお得
カメラで有名なソニーが手掛けるXperiaシリーズのフラッグシップモデルで2023年に発売されたスマホカメラの常識を超えるレンズを搭載したスマートフォンです。
AppleやGoogleなどにもカメラ・レンズの提供を行っているSONYが本気でスマホを作ったら今までスマホでは表現できなかった本格カメラの域に達することができるようになったというレベルです。
前回の機種Xperia 1 Ⅳよりもさらに大型化したセンサーサイズを搭載したことにより暗い場所であってもより多くの光を取り込めることにより、高感度・低ノイズな撮影ができるようになっています。
また新たにYouTube配信機能、SONYのデジカメや一眼レフ版で採用している商品レビュー機能などますますこのスマホだけでできることが増え、この撮影機能はSNS時代となった今ではありがたいスペックとなっています。
αシリーズでも使われているリアルタイムトラッキング、リアルタイム瞳AFなど早い動きの被写体撮影にも対応しており、子供などの意図しない動きをする被写体に対してもフォーカスが追っかけてくれるのは嬉しい点です。
超広角(16mm)、広角(24mm)、遠望(70mm)、遠望(105mm)でスマホでは世界初となる可変式望遠レンズを搭載し、カメラマンや本格的なカメラを所有している方にも気になるカメラ性能を兼ね備えている点も見逃せないでしょう。
Xperia 1 Ⅴのカメラスペック
カメラ画質 | 4800万画素(広角) 1200万画素(超広角) 1200万画素(望遠) |
インカメラ画質 | 1200万画 |
F値 | 広角:ƒ/1.9 超広角:ƒ/2.2 望遠:ƒ/2.3・2.8 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 最大3.5〜5.2倍光学ズーム (85mm〜125mm) |
動画撮影 | 最大4K/60fps(HDR) 4K HDR/120fpsスローモーション |
特化機能 | 3D iToFセンサー、ZEISSレンズ、世界初の可変式望遠光学ズームレンズ、瞳AF、リアルタイムトラッキング、AI超解像ズーム、夜景モード |
販売価格 | 194,700円 |
また動画撮影中にカメラを切替することも可能となり、インカメラも旧型の8MPから12MPへ向上、インカメでも4K動画に対応し、自撮りでSNSにアップする方にはより最高のスマホとなっています。
旧型のXperia Ⅳは以下
ソニーのコンパクトカメラ「RX100 Ⅶ」の1.0型イメージセンサーをスマホ用に最適化した今までのスマホでは実現できなかった低ノイズ、ダイナミック、ボケ感を実現。
見たままそのままの描写や映像を残すのであればこれ以上の選択肢はないと言えるカメラ性能を兼ね備えた完成度の高いスマホです。
もはや作品、そしてシネマを撮るカメラと言ってしまえるぐらいのレンズを全面に押し出したスマホなのは間違いありません。
またカメラのシャッターボタンを搭載しておりシャッターボタンの半押しでフォーカスそして更に押し込むことでシャッターを押すことができるので、一眼レフやデジカメのシャッターボタンと同じ操作を行うことができ、より撮影している感覚を味わうことができます。
Xperia PRO-Iのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:1220万画素 超広角:1220万画素 標準:1220万画素 |
インカメラ画質 | 800万画素 |
F値 | 広角:ƒ/2.0 超広角:ƒ/2.2・4.0 標準:ƒ/2.4 |
手ブレ補正 | ★★★☆☆ |
ズーム | デジタルズーム6.3倍 (AI超解像ズーム) |
動画撮影 | 最大4K/60fps(HDR) 4K HDR/120fpsスローモーション |
特化機能 | 1.0型イメージセンサー、12bit RAW、瞳AF、デジタル一眼カメラαのようなUIで本格撮影、ストラップ装着可能 |
販売価格 | 119,900円 |
一眼レフやデジカメは持ってこなかったけども目の前の最高の景色を今できる最高の状態で残したいならこのスマホは専用カメラに負けない写真・映像を残せるでしょう。
ただしズーム機能は乏しいため、より遠くの風景や映像を鮮明に撮影したい場合はズーム機能に特化したXperia 1Ⅴのほうがおすすめできます。
また現在発売されているSIMフリー版ではカメラのシャッター音をオフにできる機能があり、シャッター音を気にせずに撮影に集中することもできるスグレモノです。
日本では2024年4月10日に販売開始されるサムスンのGalaxyシリーズの最高峰となる「Galaxy S24 Ultra」。
広角、超広角、望遠3倍、望遠10倍の4眼レンズを搭載し、100MPの2倍となる200MP(2億画素)のメイン広角の最高レンズが搭載。
望遠は光学5倍ズーム+光学相当10倍ズームが備わり、AIズームを組み合わせると1倍から100倍までのズームが可能となっています。
特に望遠ズームのデジタル処理は他のズームに強いスマホと比べても毎回敵なしとなり、このズーム機能に惹かれているユーザーも多いようです。
もちろん望遠だけではなく、望遠以外の広角レンズも2億画素と専門カメラに負けることのない描写、そして夜景も圧倒的な綺麗さと新型では本体がチタン製フレームとなり高級感もプラスされています。
一眼レフとの比較を行っているレビュー動画がありますが、スマホの画質もここまできていると価格が10万〜20万円するのもなんだんか納得せざるを得なくなっているのも分かります。
Galaxy S24 Ultraのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:2億画素 超広角:1200万画素 望遠(3倍):1000万画素 望遠(10倍):5000万画素 |
インカメラ | 1200万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.7 超広角:ƒ/2.2 望遠(3倍):ƒ/2.4 望遠(10倍):ƒ/3.4 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 最大10倍光学ズーム 最大100倍デジタルズーム |
動画撮影 | 最大8K/240fps |
特化機能 | スーパー手ブレ補正、スーパーズーム60fps |
販売価格 | 189,700円〜 |
本格的な一眼レフが購入できるほどの価格となっているのですが、これ一台でサクサク利用できるスマホ+αで高性能なカメラが使えると考えれば妥協できる点も少なからずあるのではないでしょうか。
今回紹介しているスマホの中では画質はおそらくトップクラス、スマホのカメラで限りなくいい写真を取りたいのであればこのGalaxy S24 Ultraが最も有力な選択候補となります。
世界ではNo.4のシェアとなっている日本でも急成長中のOPPOから2021年に発売されたフラッグシップモデルとなり、カメラがすごいということで話題になっているスマホです。
2024年現在では次世代機となるFind X5 Proが発売されているようですが、日本国内での発売は未定となっています。
また他のスマホと異なるのは大半が広角レンズのみがメインレンズなのに対し、OPPO Find X3 Proでは超広角レンズも広角と同じ1.56型で5000万画素のセンサーサイズのメインレンズとして利用できるため、超広角でも明るくボケ感を感じる撮影が可能となっています。
そして撮影した写真を10bit(10億色)の色彩を処理するという世界初の試みを行っているスマホとしてカメラマニアには注目を浴びています。
とにかく超広角撮影×10bitでの撮影であればプロが撮影するような写真作品を残すこともできるレベルまで達してきているのは本当にすごいことですね。
また顕微鏡レンズでの撮影はもはや「何を撮影するの?」という変態レベルとなっており、研究員などが使うには非常に活躍しますが、こういった誰も手を出さないレベルのレンズまで搭載している点においてはマニアックな方には嬉しいのかもしれませんね。
OPPO Find X3 Proのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:5000万画素 超広角:5000万画素 望遠:1300万画素 顕微鏡:300万画素 |
インカメラ | 3200万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.8 超広角:ƒ/1.8 望遠:ƒ/2.4 顕微鏡:ƒ/3.0 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 最大5倍光学ハイブリッドズーム |
動画撮影 | 最大4K/60fps |
特化機能 | 顕微鏡カメラ、10bit撮影可、log撮影可能 |
販売価格 |
他のフラッグシップモデルは平均して15〜18万円ほどしますが、それらと比較するとOPPOは価格も6〜11万円ほと抑えめなので純粋にカメラ機能を優先してスマホを選びたい方にはぜひ選択肢に入れておきたいスマホの一つです。
同じくOPPOの製品ですが「お手頃価格を優先したいけどもカメラは妥協したくない」を両方叶えてくれるのがこのOPPO Reno5 Aです。
この価格帯では実現できないメインカメラの4600万画素、またポートレート撮影もiPhoneやPixelに負けないほどの優秀さでコスパの高い名機です。
日中の写真などは色鮮かやに解像度の高い写真を残すことができ、この値段を考えるとありえない性能です。
またポートレートが非常に優秀のようでデジタルでむりやり作り出し感がなく、一眼レフのような自然なボケが表現できます。
OPPO公式でも「カメラで選ばれたいスマホ」と推しているようにカメラ性能には妥協はなく、お手頃に綺麗な映像や写真の残したいならこのスマホは必ず選択肢に入ってくるでしょう。
ただし望遠を多様する方には望遠カメラがなく、光学ズームも搭載していないため、寄って撮影する方や遠くの被写体をズームして撮影する用途には向きません。
その代わりにマクロカメラ、モノクロ専用カメラなどが内蔵されており、作品として写真を撮影したい方にはお手軽価格のこのスマホは向いているでしょう。
OPPO Reno5 Aのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:6400万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.7 超広角:ƒ/2.2 モノクロ:ƒ/2.4 マクロ:ƒ/2.4 |
手ブレ補正 | ★★★★☆ |
ズーム | デジタル2〜5倍ズーム |
動画撮影 | 最大4K/30fps |
特化機能 | マクロ撮影、モノクロ撮影、アウト・イン同時撮影 |
4万円台では手に入れることのできないカメラ性能をこのOPPO Reno5 Aは実現しているので、価格を最優先しながらも綺麗な写真を残したいのであれば間違いない一台に仕上がっています。
OPPO Reno5 Aは2021年の販売開始からだいぶ年月が経ち、2023年現在では取り扱いも減ってきています。在庫限りではありますが、通販サイトなども覗いてみると良いかもしれません。
ここでは有名メーカーのフラッグシップモデルからカメラ機能が良いままでコスパが良いスマホまで紹介してきましたが、それぞれのスマホをどんな人におすすめするかとすれば以下のようになります。
目的別でおすすめのカメラスマホ
Xiaomi 14 Ultra | AQUOS R9 | iPhone 15 Pro Max | Pixel 9 Pro | AQUOS R8 Pro | Pixel 8a | Xperia 1 Ⅴ | Xperia PRO-I | Galaxy S23 Ultra | OPPO Find X3 Pro | OPPO Reno5 A | |
価格を優先したい人 | |||||||||||
ポスターや作品に使える綺麗な写真を残したい | |||||||||||
見たままの風景を残したい | |||||||||||
一眼カメラに近い調整を行いたい | |||||||||||
ズーム機能を重視したい | |||||||||||
映画のような動画作品を作りたい | |||||||||||
被写体に限りなく寄って写真を撮りたい(マクロ) | |||||||||||
SNSで加工しやすい写真が撮りたい | |||||||||||
とにかく夜景を綺麗に撮りたい | |||||||||||
気軽に家族(子供)の映像・写真を残したい | |||||||||||
動きの早い動物や子供の躍動感ある映像をブレずに残したい | |||||||||||
スローモーションできれいな映像を残したい |
今後もスマホはセンサーサイズがだんだん大型化し、これからも着実に進化を遂げる可能性がありますが、2024年現在ではこの機種が非常にカメラ性能に特化しカメラ好きな方には間違いなくおすすめできるスマホ達です。
記事を読んでも悩みが解決できない場合、ネット通信・回線を良いもの&費用を安くしたい場合など、どこに相談したらいいか迷っている方は直接ネトセツへ気軽にご相談ください。
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③問目.契約しているスマホの会社は?
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④問目.格安SIMはどこの会社?
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