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Google Pixel 5a(5G)の実機レビュー。万人におすすめできる最高コスパスマホ。

Google Pixel 5a(5G)の実機レビュー。万人におすすめできる最高コスパスマホ。

Googleの純正スマホ「Pixelシリーズ」から2021年8月26日に廉価版として販売開始されたPixel 5a(5G)の実機レビューです。

正直使ってみて感じたことは「この値段でこの性能なら十分すぎるしコスパが良すぎる」の一言です。特に私はiPhoneをメインとして利用していますが、このPixel 5aのおかげでiPhoneのコスパの悪さが更に引き立たったなという印象です。

ネトセツ

Google独自のチップを搭載したPixel 6やPixel 6 Proも新たに発売されていますが、価格を優先で考えるとサクサク動き写真もきれいに仕上がるこのPixel 5aが一番良いです。

そんなGoogle Pixel 5aをiPhoneユーザー目線でじっくりチェックしていきます。

2022年7月に新型となるPixel 6aが発売開始されました。価格はほぼ据え置きで更に処理性能が格段にUPしています。

もくじ(押したら飛びます)

Google Pixel 5aの実機レビュー

Pixel 5aの外箱

Pixel 5a(5G)は昨年2020年に発売されているPixel 4aの後継機、またPixel 5の廉価盤という位置づけに見えますが、実はPixel 5aはPixel 4aやPixel 5よりも価格が安くかなーりお得になっているんです。

現在は販売を終了し、Pixel 6aが5万円台で販売しています。今買うならPixel 6aがめっちゃコスパが良いです。

GoogleストアのPixel比較でチェックしてみると今回のPixel 5a(5G)が一番安いですね。

Pixel 5aの同梱物

そんなPixel 5a(5G)ですが、他の2機種(Pixel 4a(5G)、Pixel 5)と比較してスペックは一切劣っておらず、この2機種の良いとこを継承しつつ価格が一番安くなっているモデルとなります。

Pixel 5aの背面はユニボディでサラッとした手触り

とはいっても妥協しているわけではなく、本体にはプレミアム金属製ユニボディを採用し、触ってみると少しひんやりとしつつもマットでバランスが良い質感となっていてPixel 4a(5G)やPixel 5のいいとこ取りをした本体デザインになっています。

Pixel 5aは6.3インチでやや大きめのディスプレイ

それはそうと6.3インチとディスプレイサイズも大きいですし、重量は151gといわゆるコンパクトではなく今どきの大きめスマホサイズなのでずっしり感はあるので、女性の方は片手操作は難しそう(男性でもちょっときつい)

また画面は右上に小さいカメラが搭載されたパンチホールタイプなので画面はスッキリしています。

Pixel 5aとiPhone 11 Proを比較
左がiPhone 11 Pro、右がPixel 5a(5G)

ちなみに5.8インチのiPhone 11 Proと6.3インチのPixel 5a(5G)を並べてみるとこれぐらいの大きさに差があります。

ただ、Pixel 5a(5G)の注目ポイントとしてPixel 4a(5G)とPixel 5よりもバッテリー容量が4680mAhと大幅に増えており長時間充電せず耐えられます。まだ購入して間もないというものあるかもしれませんが、数日使った感想だとバッテリーの持ちは結構良いので非常に助かります。

Pixel 5aの初期設定でダークテーマを選択可能

また初期セットアップ時にダークテーマを選択することができるので、ダークテーマにしておくことで更にバッテリーの節約と充電なしでの長時間の利用が可能になります。

後はバッテリーセーバーをONにすればさらに電力消費率が下がるのでこういった機能が最初からあるのは非常にありがたいです。

Pixel 5aには有線イヤホンジャックあり

最近はワイヤレスイヤホンが主流となってきてしまっていますが、万が一の時のイヤホンジャック端子も本体上部に備わっているのは嬉しいポイントですね。

Pixel 5aのボリュームボタン

また右側面には上下のボリュームボタン、そして電源ボタンはギザギザと凹凸が施されたボタンとなり、電源ボタンとボリュームボタンの押し間違えを防ぐ効果があるのでこういったちょっとした工夫も良いです。

aシリーズでは嬉しい防水搭載

Pixelの3a、4aシリーズと「a」の名称がつく低価格版では今まで耐水・防水機能は省かれてきたのですが、今回のPixel 5aではようやく防水機能が搭載されました。

Pixel 5aは防水仕様

Pixel 6やPixel 6 Pro、Pixel 5のIP68には及ばないものの、IP67準拠の防水・防塵性能が備わったため雨や水濡れにおいての不安が解消されたのは嬉しいですね。

Pixel 6
Pixel 6 Pro
Pixel 5
(IP68)
Pixel 5a(5G)
(IP67)
耐水・防水機能の違い7等級以上の厳しい条件下で有害な影響を受けない既定の圧力、時間で水中に
没しても水が浸入しない

あまり大きな差は見受けられませんが、軽く水で流す、雨に濡れる、IP67以上なら1m水深に30分間つけても大丈夫という規格となっているので今までのaシリーズと比較すると大きな改善ですね。

Pixel 5aはデュアルカメラ

背面カメラはデュアルレンズで広角と超広角の撮影も可能です。カメラ機能に置いては価格が2万以上高いPixel 5とほぼ同じ性能なのでここでもPixel 5a(5G)のコスパの良さが際立ちます。

※Pixel 5には搭載されているスペクトル+フリッカーセンサーは非搭載ですがそこまで大きな問題にはならなそうです。

Pixel 5aは4K60FPSの動画撮影も可能

また写真だけでなく動画撮影も4K、60フレームでの撮影が可能となっているので、友人や家族の思い出動画やSNSへの投稿の用の撮影もなんなくこなしてくれます。

実際にこのGoogle Pixel 5a(5G)で撮影した写真はこちらでiPhone 11 Proと比較しています。

Pixel 5aはeSIMにも対応し楽天モバイルのeSIM版を使ってみましたが、普通に高速通信が利用できます。

楽天モバイルはSIMとeSIMのデュアルSIMが可能

ちなみにPixel 5a(5G)の物理SIMはnanoSIMの1スロットのみですが、eSIMを組み合わせればデュアルSIMも可能です。

今後eSIM取り扱いの格安SIMや大手キャリアが増えてくれれば自分の好きなプランの組み合わせも自在にできるのではないかと思います。

Pixel 5aは本体背面の指紋センサーで解除

生体認証は指紋のみの対応で顔認証は使えません。また指紋は背面のセンサーでの解除となるのですが、まれに間違ってカメラ側を触ってしまうことがあるので、配置にはちょっと工夫がほしかったかもしれません^^;

ネトセツ

とはいえ外出先ではマスクをする機会が多い今ではFace IDしか使えないiPhoneと比べると圧倒的に指紋解除が楽なのは言うまでもありません。

Pixel 5a(5G)純正のケースは軽くサラサラ感触

Pixel 5aの純正ケースはおしゃれでサラサラの手触り

純正で販売されているPixel 5a(5G)の専用ケースは内側にプラスチック素材を採用し軽量で表面はシリコンのようなサラサラした感触でそのままポッケに入れるような感覚で使えます。

背面側は多少の高さからの落下では衝撃を吸収してくれそうな設計になっており、安心感があります。

ネトセツ

ただ素材的に乾燥している場合だと手からスリ落ちそうになり落下や衝撃によるディスプレイ側の破損の恐れがあるので、気になる方はガラスフィルムなどでの二重対策をしておいた方が良いです。

Pixel 5a(5G)で撮影した写真

Pixel 5aでポートレート撮影
Pixel 5aのポートレート撮影

Pixel 5a(5G)はほぼPixel 5と同じカメラ性能となっており、特に撮影後の後処理能力が長けていると感じます。

Pixel 5aでの超広角撮影

超広角撮影もでき、デジタルズームでの拡大にも画像の粗さが目立たない処理が行われるので気持ちよく写真をパシャパシャ撮れるでしょう。

iPhone 11 Proとの写真撮影比較

Appleのハイエンドスマホ、トリプルレンズを採用した当時117,480円(税込)〜で販売されていた今回のPixel 5a(5G)の2倍以上の値段となるスマホとの写真撮影の比較を行ってみました。

Pixel 5a(5G)
iPhone 11 Pro

Pixel 5a(5G)の写真は日中の霞がかかった雰囲気をそのまま表現しているのに対し、iPhone 11 Proはちょっと色味をもたせた色がはっきり出た写真に仕上がっています。

映える写真で考えると色が濃いiPhone 11 Proの方が今だと好まれると思いますが、Pixel 5a(5G)の写真表現も見たまんまを思い出として残せるという意味では健闘しているのではないでしょうか。

Pixel 5aはHDRで綺麗に表現
Pixel 5a(5G)
iPhone 11 Proは逆光となり明暗がはっきり
iPhone 11 Pro

木漏れ日の逆光でiPhone 11 Proは木々がだいぶ暗くなってしまってますが、Pixel 5a(5G)は色味がしっかり表現できています。

ただ日陰から木漏れ日を実際に見ている感覚になれるのはiPhone 11 Proのほうかもしれませんね。

Pixel 5aのポートレート
Pixel 5a(5G)
iPhone 11 Proのポートレート
iPhone 11 Pro

ポートレート撮影ではどちらも物撮りにも対応しており、ハイエンドスマホのiPhone 11 Proに引けを取らない写真の仕上がりです。

特にiPhoneの場合は自然光を取り入れるために撮影位置を調整しなければポートレート撮影が完了しない(これが正直かなりめんどい)がため、撮影後に処理されスムーズに撮影できる上に処理もしっかり行われるので物撮りでサクサク撮影するならPixel 5a(5G)の方向いてそうです。

Pixel 5aのナイトモード
Pixel 5a
iPhone 11 Proのナイトモード
iPhone 11 Pro

夜の灯りが少ない場所でのナイトモードの撮影では、iPhone 11 Proは限りなく明るく撮影処理を行うのに対してPixel 5aは多少明るく撮影しつつも雰囲気はしっかりと残している仕上がりになっています。

Pixel 5aのナイトモード拡大
iPhone 11 Proのナイトモード拡大

ナイトモード撮影の写真を拡大するとiPhone 11 Proの方は明るく撮影をしてしまっているが故にザラついて絵が潰れてしまっています。

夜間の撮影は明るく撮影したいのか夜の雰囲気を映し出したいのかは好みが分かれるのですがPixel 5a(5G)のナイトモード撮影の方が表現的には良いと感じました。

ネトセツ

現在発売されているiPhone 13 Pro(122,800円〜)では更にスペックアップされていますが、半額以下の51,700円で購入できるPixel 5aのカメラ機能としては十分すぎますし、むしろ夜景に関してはPixel 5の方がいいんじゃないかと思うほどです。

物撮りのポートレートは圧倒的にPixel 5aの勝ち

iPhoneのポートレートは自然光で調整しなければ背景ぼかしがうまくできないです。

対してPixel 5aは撮影後に背景ぼかしの画像調整をソフトウェアで行ってくれるので、物撮りなら被写体に近づいての撮影も問題なく行なえます。

Pixel 5a(5G)のカメラ性能はコストパフォーマンスに優れて更にはカメラ性能や画像処理も優秀なのでSNS用の写真をどんどん撮りたい世代には非常にマッチするスマホですね。

ネトセツ

人物対象であればある程度の距離での撮影が望ましいですが、モノに寄って撮影しポートレートの際立たせた撮影を行いたいならPixel 5aの方が圧倒的に撮影しやすく仕上がりも良いです。

Pixel 5aはシャッター音も静かでいい感じ

Pixel 5aはシャッター音も小さい

何よりもiPhoneのシャッター音は周りの誰もが分かる「iPhoneで撮影してるんだな」というあからさまなシャッター音ですが、Pixel 5a(5G)のシャッター音は抑えめで耳障りのない音なので撮影側も周辺の方にも気を使わずに撮影できるのは非常にメリットです。

また家族写真であればPixel 5aなら赤ちゃんが寝ている間にシャッター音で起こさずに撮影することがでます。

iPhoneの場合は抑えきれないシャッター音を気にしながら撮影するのはちょっとしたストレスになりますが、Pixel 5aはそういった問題は回避できるので撮影に集中できるのはありがたいですね。

ネトセツ

もちろんiPhoneでもシャッター音がしない「OneCam」というアプリなどを活用する方法などもありますが、iPhone純正のカメラ機能が一部使えなかったりと互換性の問題などもあるのでカメラ性能を最大限に活かすなら純正カメラアプリが望ましいでしょう。

Pixel 5a(5G)がスペック不足だと感じたシーン

カメラ性能が良くてサクサク利用できるコスパが良いPixel 5a(5G)ですが、アプリを使って写真編集や動画編集を行う頻度が多い方には若干スペック不足を感じるシーンが多いかもしれません。

Pixel 5aは4K動画などを編集する場合はもたつく

TikTokでも人気で編集アプリとして優秀な「CupCut」というアプリですが、iPhone 11 Proと同じ動画の編集を行ってみたところ、書き込みや4Kでの処理ができないなどのスペック不足による断念をしなければならないシーンが多々ありました。

処理能力に関しては完全にiPhone 11 Proの方が性能が良くサクサク編集ができます。

Pixel 5aは編集した動画の書き出しも時間がかかる

もちろんPixel 5aも編集できないわけではないですし、フルHD画質の映像や書き込み処理などの時間を待てるのであれば問題ないですが、高スペック搭載のスマホを今まで使ってきた方が乗り換えるとこれらの処理のもたつきにはちょっと戸惑うかもしれません。

ネトセツ

Pixel 5と同じSnapdragon 765Gのプロセッサを採用してはいますが、iPhone 11 ProやiPhone SEに採用されいてるA13チップよりは劣ってしまう性能なため、バリバリに動画編集する方や高グラフィックゲームをしようと考えている方はちょっと慎重に検討しましょう。

スマホで動画編集や画像編集をサクサク行いたいのであれば、Pixel 6aの方が良いのではないかと思います。

Pixel 5a(5G)のキャリア版はSoftbankのみでドコモとauは無し

Pixel 5a(5G)はGoogleストアでは51,700円で販売していましたが、現在は在庫が終了し、スマホキャリアであれば現在はSoftbankで在庫限りで取り扱いがあります。

ネトセツ

ドコモとauでは販売が行われておらず、Softbankが独占販売と言っているので今後もドコモとauからの販売はない可能性が高そうです・・

ソフトバンクでは新トクするサポートで32,400円

Softbankではトクするサポート+という独自の買い替えプランを用意しており、25ヶ月にソフトバンクへ回収もしくは買い換えるという条件であればわずか32,400円(月1,350円×24回)で入手するという方法も用意されてるのでスマホ購入予算があまり無いという方にも入手しやすいです。

→ソフトバンクでPixel 5a(5G)をチェック

またGoogleストアでも使わないスマホの下取り対応を行っていたり、VISAカードもしくはマスターカードを使った12ヶ月の手数料無しの分割購入(Splitit)が行えるので、それを使うのも有りでしょう。

Googleストアの12ヶ月分割だと月々4,308円となりソフトバンクのトクするサポート+と比べると多少割高感がありますが、12ヶ月後は完全に自分の所有物となる点はソフトバンクと大きく異なります。

販売別一括購入分割
Googleストア51,700円4,308円×12回
ソフトバンク64,800円1,350円×48回
ソフトバンク
(トクするサポート+時)
64,800円
1,350円×48回
25ヶ月目に返却時は32,400円

ソフトバンクは月々の支払い額が抑えられることができますが、48回すべて支払い終える場合で比較するとトータルならGoogleストアで購入する方が安いです。ただしトクするサポートで24ヶ月のみ使う場合はソフトバンクの方が32,400円と安いです。

Pixel 5a(5G)はコスパ重視なら最高のスマホ

Pixel 5a(5a)を手に入れてからまだ数日使ってみた感想ですが「ほとんどの人がこれでもいいのでは?」という価格・性能のバランスが取れたスマホには間違いないと感じています。

またiPhoneからAndroidへ移行しようか考えている方にもPixelのインターフェイスやサクサク度はおすすめできます。

Pixel 5a(5G)の良かった点をまとめると

  • カメラが優秀
  • バッテリーの持ちが良い
  • 質感が良い
  • 画面が見やすい
  • 操作感が抜群
  • コスパが最高

これらが備わっているので多くの方にもおすすめできるスマホだと思います。

写真や動画処理、高グラフィックゲームをメインとして楽しむ方にはスペックがちょっと足りないとは思いますので、今年に発売されると予想されるPixel 6やPixel 6 Proの詳細発表を待ってから判断してみてもいいかもしれないですね。

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