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Amazonから2020年6月に発売開始された激安な8インチタブレット「Fire HD 8 Plus」の実機をレビューします。
テレワーク・リモートワークでタブレット市場が再度盛り上がってきた中、この非常に安い価格帯で購入できるFire HD 8がどれほどの用途で使えるのか他のタブレットとも比較していきます。
一万円以下となる「Fire HD 8」は従来のFire HD 8を引き継ぎながら10%ディスプレイ明るくなり、CPUはクアッドコアプロセッサを搭載、バッテリーも連続使用が12時間に拡張されました。
[kjk_balloon id=”1″]今回新型としてアップグレードされたFire HD 8はノーマルバージョンとワイヤレス充電(QI充電)に対応したFire HD 8 Plusバージョンの2つになりますが、わずか2,000円の差なので私はFire HD 8 Plusの方をゲットしました。[/kjk_balloon]
新しいFire HD 8は3つの製品の選択肢があり、基本スペックは同じではありますがバージョンにより多少の機能追加が加わります。
Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 8 Plus +充電スタンドセット |
|
価格 | 9,980円 | 11,980円 | 14,980円 |
追加される機能 | なし | メモリが2GB→3GB ワイヤレス充電 |
メモリが2GB→3GB ワイヤレス充電 QI充電スタンド |
持ち運びがメインであればワイヤレス充電を外で行う機会はほぼないのでFire HD 8で十分ですが、スタンドに置いて充電しながらAlexaモードでスマートスピーカーのように使う方はFire HD 8 Plusがおすすめです。
Fire HD 8 Plusは8インチのディスプレイのタブレットでベゼル幅が太く今どきのベゼルが狭い1枚板のようなタブレットではなく、一昔の古臭いタブレットの形状をしています。
背面はAmazonのスマイルマークで本体自体はプラスチック感がありますが、指紋が付かないソフトな感触で良いです。
今回のアップグレードによりFire HD 8/Fire HD 8 Plus共にFire HD 10と同じく充電がUSB-C(タイプC)に対応したのは嬉しい変更点です。
液晶ディスプレイの解像度は1280×800ピクセルで画素密度は189ppiとなっています。
[kjk_balloon id=”1″]映像や画質をチェックしてみると色が薄めでiPadのレティナディスプレイやスマホの高精鋭画面と比較すると見劣りしますが、十分綺麗に映像を表示させてくれると感じています。[/kjk_balloon]
スピーカーはデュアルステレオとなっており、動画配信などを横置きで視聴する場合にスピーカーを塞ぐことがないため、片方にしかスピーカーがないiPad miniと比べたらこちらの方が優秀です。
[kjk_balloon id=”1″]さらにスピーカーはDolby Atmos対応なので実際に動画コンテンツを視聴してみるとこの価格帯ではありえない奥行きがあるサウンドが流れるのでびっくりです。[/kjk_balloon]
今回のFire HD 8 の強みはやっぱりPlusバージョンのワイヤレス充電(ワイヤレス充電規格「Qi」)対応ではないでしょうか。
Fire HD 8 Plusを選択すればこのワイヤレス充電スタンドとのセット販売があり本体とセットで14,980円と激安です。
→Fire HD 8 Plus タブレット 32GB 【ワイヤレス充電スタンド付き】
[kjk_balloon id=”1″]ケーブル充電が不要となるワイヤレス充電に対応したタブレットは2020年6月時点ではAppleのiPadシリーズでも実現していないのでこの価格帯でみても希少です。[/kjk_balloon]
充電スタンドはFire HD 8本体がぴったりと収まる窪みもあり、このようにスタンドに置くだけですぐに充電が開始されます。
またこのスタンドは縦にFire HD 8 Plusを置いてもちゃんと充電してくれます。縦、横どちらにも対応しているのは嬉しいですね。
ちなみにこの充電スタンドはiPhoneやAndroidのワイヤレス対応スマホであればそれらも充電可能です。
[kjk_balloon id=”1″]ワイヤレス充電器は平均でも2,000円〜5,000円ほどの価格で販売しているので、ワイヤレス対応スマホを持っている方はスマホの充電もできてラッキーだと思います(・∀・)[/kjk_balloon]
手に持って操作しない時にはスタンドに立て掛けて置くだけで充電もでき、予めAlexaモードをONにしておくと充電台に置いた瞬間にAlexaモードとして動作します。
[kjk_balloon id=”1″]「アレクサ、今日の天気は?」「アレクサ音楽かけて」とそのまま呼びかければすぐに反応してくれますし、呼びかけやこちらの声がある程度小さくても反応も良く気軽にトークができます。[/kjk_balloon]
ではこの1万円以下から購入できるFire HD 8ですが、手元にあるiPad mini、iPad、Fire HD 10、等とちょっとした比較をしてみます。
Fire HD 8/Fire HD 8 Plusと他のタブレットを比較してみると大きさは7.9インチのiPad miniとほぼ同等の大きさということがわかります。
この2台で比べるとやはりiPad miniの方がベゼルが狭くスタイリッシュなのに対し、Fire HD 8はベゼルが太くちょっと不格好に見えてしまいます。
重量はiPad miniが約300gに対し、Fire HD 8は355gでちょっぴり重さがありますが、2つを持ち比べても大きく違いを感じるレベルではないです。
また本体の厚みもFire HD 8の方が厚く手に持った感じだとiPad miniよりはコンパクト感は薄いです。
[kjk_balloon id=”1″]またディスプレイの明るさを比較するとiPad miniの方が断然に明るく色の再現性も高いですが、価格が5万円近くなのでこのレベルのタブレットと比較するのも正直酷と言えます。[/kjk_balloon]
ちなみに前回アップグレードされたFire HD 10と比較すると明るさは若干Fire HD 10の方が明るく感じます。
またFire HD 10は当然ながら画面が大きいゆえの一画面の情報量が多いです。
[kjk_balloon id=”1″]とは言っても気軽に手に持ってエンタメを楽しむことを考えると両方使ってみた私の感想ですがFire HD 8の方が気軽で使う頻度が多くなるなと思いました(^^)[/kjk_balloon]
今では世界的に推奨されつつあるリモートワーク、テレワークにおいてのオンライン会議やビデオ通話専用端末としてもFire HD 8は活躍してくれます。
ではわずかこの1万円弱で購入できるFire HD 8 Plusでできるタブレットとしては使える機能は十分なのですが、やっぱりちょっとしたデメリットは存在します。
Fire HDシリーズはAndroidをベースとしたAmazon独自のOSを採用しているため、GoogleのPlayストアはプリインストールされていないため使うことができません。
ただしサポート外にはなりますがGoogle Playストアを外部からインストールすることができ、PlayストアからAndroidで配信されているアプリのインストールを行うことは実際には可能です。
[kjk_balloon id=”1″]Fire HDのタブレットはPlayストアをインストールするとAmazon独自のOS内でそれを無理やり動かすことになるので、AmazonOSやAlexaの動作に問題が発生する恐れがあり、私としても改造せずにそのまま使うのが一番だと思っています![/kjk_balloon]
AndroidスマホやiPhoneで普段から使っている公式のYouTubeアプリではないので、スワイプによるプレーヤー縮小や再生スキップなどの操作ができないのは不便です。
ただしYouTubeコンテンツはGoogleアカウントでログインしてそのまま同じコンテンツやチャネルを楽しむことができるので操作の部分以外では問題はないです。
Amazonで販売されているFire HD 8は価格が9,980円〜と激安な部類に入り、動画サービス、Kindleなどの書籍、ミュージック、アレクサなどエンタメを楽しむ為なら十分すぎる機能を兼ね備えています。
このタブレットがおすすめな方はエンタメ重視プラスアルファでちょっとしたオンライン会議などを利用するという用途であれば圧倒的コスパで有力候補の一つには間違いありません。
AmazonのFire HD 8 Plusはこの価格帯ではあり得んくらいコスパいい。
タイプC充電、ワイヤレス充電、12時間バッテリー、クアッドコア、IPSディスプレイ、アレクサモード搭載、これを含めても1万円弱ならPlusモデルでワイヤレス充電台でshowモード使えた方が圧倒的に得だと思います。 pic.twitter.com/4jtaKIdARD
— ネトセツ (@netosetsu) June 16, 2020
[kjk_balloon id=”1″]そしてFire HD 8とFire HD 8 Plusとの価格差はわずか2,000円で、メモリが2GB→3GBになり置くだけ充電機能が追加されると考えれば私的にもPlusの方が圧倒的におすすめできます。[/kjk_balloon]
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