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AirPods Pro 2(エアーポッズプロ第2世代)のレビュー。旧型から進化したのか?

AirPods Pro 2(エアーポッズプロ第2世代)のレビュー。旧型から進化したのか?

Appleのイヤホンは現在AirPodsもしくはAirPods Proの2の2つのシリーズが販売されており、AirPods Pro 2は2019年10月に初のProモデルとして発売されてから約3年経過した2022年9月にようやく新型として発売されています。

アダプティブノイズキャンセリングや外部音取り込みの強化、そして新たな操作や機能を追加した次世代AirPods Proとなっているようです。

ネトセツ

実際に旧型となったAirPods Proを3年使い続けてきた私が新しくAirPods Pro 2を使ってみてどのように感じたのかを素直にレビューしていきたいと思います。

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AirPods Pro 2のレビュー

AirPods Pro 2は本体に最初から装着されてあるMサイズ、そして同梱されている付け替え可能なイヤーピースはSとLの他に新たにXSというサイズが用意されており、耳の小さい方などは旧型より更に耳へのフィット感の装着設定を細かく行えるようになっています。

また付属のケーブルはUSBタイプC-LightningということでAirPods Pro第2世代のケースも相変わらずLightning端子での充電となっていますが、このケーブルはiPhoneの高速充電にも対応したケーブルなのでうまく活用できるのではないかと思います。

電源アダプタは付属していないため、USBタイプCの差込口に対応した電源アダプタは自分で用意する必要があります。

なおダイソーなどでも販売している1,000円以下のPD対応の電源アダプタなどを用意すればAirPods Proのケースの充電、そしてiPhoneの急速充電もできるため1つもっておくと便利です。

とはいえ、AirPods Pro 第2世代においては今まで通りのワイヤレス&Mag Safeの充電の他にApple Watchの充電器も使えるようになっており、充電レパートリーが増えているのも大きな特徴です。

ケースのフタを開ければiPhoneとすぐに接続設定ができ、他のAirPodsシリーズと同様でこの辺の使い勝手の良さは流石純正Appleのイヤホンならでは。

ストラップを取り付けられる

初代から第3世代までのAirPods、そして第1世代のAirPods Proの本体ケースには無かったストラップの取付口が今回のAirPods Pro 第2世代からは搭載されています。

もちろんAirPods Pro専用のケースが様々なメーカーから販売されており、それを使ってストラップを取り付けるのもよいですが、そのまま使う方で無くしてしまいそうな方には少しうれしい改善ですね。

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私の友人の中にはAirPods Proを購入した当日にケースごと無くしてしまったという強者もいますので、そういう方にはぜひストラップで紛失対策をしてほしいと思います。

本体にスピーカ内蔵で大きなサウンドで探しやすくなった

今回のAirPods Pro 2(第2世代)にはケース本体自体にスピーカーを内蔵し(Lightning差込口の隣に3つの孔)、探すアプリからサウンド再生した時に大きな音が鳴るようになり、今までより探しやすくなりました。

旧型のAirPods Proでも一応イヤホンが収納されていればサウンドを鳴らすことができますが、ケースからの音ではなく、収納されているイヤホンから音が小さく響く程度なので、正直隣の部屋でも聞こえないぐらいの音量レベルで探すまで毎回苦労していました。

どこにおいたか見当たらない際にAirPods Proを探すなら大容量なサウンドが鳴り響く新型が断然すぐに発見できます。

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新型のAirPods Pro第2世代のケースのサウンドだと、一戸建ての家で1階から2階にある状態でも音も聞こえ、すぐに探し出すことができるようになったのでこれはすごく助かります。

音量調整がイヤホンのみで可能

これも今まではできなかった機能の一つですが、音量調整をイヤホン単体で行えるようになり、iPhoneの音量調節だけではなく、接続しているMacやiPadなどの音量調節もAirPodsだけで行うことができます。

音量調整がイヤホンだけでできるのはすごく便利。上になぞると音量を大きく、下になぞると小さくできる。なぞるとポン、という音とともに音量が変更されます。このポンという音量調節の音がなんか良きです。

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ポッケやバッグに入れているiPhoneを外出先で取り出さずとも音量が調整できるようになったのは旧型からの大きな進化の一つです。

Apple Watchの充電器でも充電可能

新しいAirPods Pro第2世代ではQI充電、Mag Safe充電の他にApple Watchの充電機でも充電が可能となりました。

そのため旅行などでApple Watchを持っている場合は別途充電器を持ち運ぶ必要が少なくなり、ちょっぴり荷物を減らすこともできるでしょう。

もちろん純正ではなく、サードパーティー製のApple Watch充電器でも充電ができるので、コンパクトサイズな充電器であればより長期外出なら余計に助かるシーンがあるかもしれません。

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充電におけるバリエーションが増えるだけでも旧型より多少のスペックアップという意味ではありがたい機能の一つには間違いありません。

ノイズキャンセリングは確かに強化されている

ノイズキャンセリングはわずかながら外部の低音を消し去ってくれる。自分の足音や仕草音が聞こえないぐらいかき消してくれてるのは相変わらずすごい。

ただ旧型のAirPods Proの時点でも周りの音を十分かき消してくれる性能がありましたが、今回のノイズキャンセリングはわずかながらですが更に強化されている感覚がありました。

ノイズキャンセリング時のわずかな違い

新型AirPods Pro 第2世代旧型AirPods Pro
誰かに耳を塞がれたかのような感覚で低音の響きが更に聞こえなくなっている圧迫感がまだ少なくライトに音をかき消している感じ

旧型でも十分すごいと実感していましたが、新型AirPods Pro 2のノイズキャンセリングをオンにして部屋の中を歩いてみると自分の足音が聞こえないぐらいのレベルで一人で道を歩いているとちょっと怖いレベルの静粛性能です。

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英語のリスニングやオンラインビデオ、ラジオ、音楽、映画鑑賞をするならより没頭感がでるので集中したいならやっぱりノイズキャンセリングはすごく活用できる機能です。

外部音取り込み機能はより装着感を忘れる

外部取り込みは旧型では多少耳は包まれているような感覚を残しつつ外部音を取り込んでいる状態でしたが、AirPods Pro 第2世代はノイズキャンセリングから外部音取り込みへオンにした瞬間にイヤホンの装着感がなくなるぐらいの開放感と、イヤホンなしの状態のような感覚になります。

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旧型でも十分すごかったので旧型を使っている方からするとそこまでの感動はありませんが、微々たるながらの進化はあると思います。

適応型環境音除去が新たに搭載

旧型のH1チップから新型のAirPods Pro第2世代はH2チップに改良され、従来から存在する外部音取り込み機能に新たに追加されている「適用型環境音除去」という機能があります。

これは外部音取り込みモードを使っている際に、電車の音やシャッター音などの突発的に発生するノイズを最小限に抑え耳への負担を和らげてくれる機能です。

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外出先ではノイズキャンセリングを常に音にして集中しすぎていると不意な物音に気づかず危ないということもあるので、外部音取り込みにしている方もいるかも知れませんが、街中のあまりにも大きすぎる突発的な雑音は耳障りと感じている方にはこの機能が役に立つのではないでしょうか。

サウンドは低音よりに変更された

また旧型AirPods Proと音質を聴き比べてみると、AirPods Pro 第2世代のサウンドは明らかに低音が強くなっています。

旧型は低音・高音ともにバランスに振っていた感じではありましたが、新型はより重厚感が増した感じで、これは好みが分かれそうです。

とはいえ映画や迫力あるサウンドを普段から視聴する人は旧型よりこちらが好みでしょう。もちろん現行販売中のエアーポッズ3よりもこちらの方が明らかにサウンドは深みがあって良いです。

ネトセツ

映画鑑賞や空間オーディオをより活かすために低音寄りのサウンドに調整してきたのかなという感想。

また対応コーデックは変わらずAACとなっており、ハイレゾ音源を再生できる「aptX」や「LDAC」のコーデックには対応していないのはちょっと残念です。

旧型AirPods Proとの比較

旧型AirPods Proと新型AirPods Pro 第2世代はパッケージから変更になっています。

もしも新型のAirPods Pro 第2世代を購入するつもりで実店舗や量販店などで購入検討しているなら、旧型の在庫がまだ残っている場合は製品を見間違えないよう注意が必要です。

左が旧型、右が新型

また新型には前述の通りストラップの取付口があり、本体サイズは大きく変わらないもののスピーカーが内蔵されたりと大きく変更している部分が多いです。

また旧型と比べてベンチシミュレーションポートの位置が変わっています。

これがもしかすると今回旧型よりもより低音よりのサウンドに変更された影響もあるかもしれませんが、パット見には見分けがつきにくいながらも全然違う配置になっていることが分かります。

旧型AirPods Proとのスペック比較

AirPods Pro 第2世代はマイナーチェンジのようなイメージを持っている方もいるとは思いますが、細かな改善点や変更された部分が意外と多いです。

新型
AirPods Pro 2
旧型
AirPods Pro
チップH2H1
本体ケースのサウンド内蔵×
ケース含めた
最大バッテリー
30時間24時間
イヤホン単体のバッテリー6時間6時間
ノイズキャンセリング
外部音取り込み
適応型環境音除去×
ストラップ取付口×
Apple Watch充電器
による充電
×
イヤホンによる音量調整×

性能自体は大きく変更はないかもしれませんが、着実な便利機能が追加されていることは間違いなく、もしも旧型AirPods Proを持っていない方であればすっ飛ばして新型を使うのもありですし、価格が高いのでそこまで機能がいらないよという方は在庫限りの旧型を狙うのも良いのではないでしょうか。

AirPods Pro 2を使ってみた素直な感

サウンドは好みが分かれる方向性に行きました。重低音が効いた曲やライブ映像、迫力ある映画が好きな人にはこちらのサウンドが好みだと思います。

それにプラスアルファでバッテリー向上、探すアプリでのケースサウンドが大きくなって探しやすくなり、アップルウォッチの充電器も使えるようになり、実用的な部分も改善してきているなという印象です。

ネトセツ

私的にはよくAirPodsを部屋のどこにおいたか忘れがちなのでケースのサウンドが大きく鳴り見つけやすくなったのは非常に嬉しい改善点です。

ただ新型AirPods Pro第2世代の価格は税込みで39,800円と約4万円もの価格。同じノイズキャンセリングを搭載したイヤホンは他社メーカーでは2〜3万円台で販売されているのも事実です。

価格は高いですが、iPhone利用者でアップル純正のイヤホンのシームレス接続や最高峰な機能を使うなら断然おすすめだと感じますが、コストを優先するのであれば他のイヤホンの選択肢もあるでしょう。

旧世代はAmazonで約8,000円近く安く販売されています。

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