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Arm版 Windows 11を搭載したPC(Snapdragon XシリーズなどのAI PC)が続々と登場しています。バッテリー持ちの良さや静音性、軽快な動作に魅力を感じて乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。
また、AppleシリコンMacに仮想ソフト経由でインストールできるWindowsもArm版のみとなっており、Mac userにとっても無関係な話ではありません。
気になるのは「自分が使っているソフトはArm版でも動くのか」という点です。たとえば、
これらが実際に動作するかどうかは、購入・移行を判断するうえで大きな材料になります。
ネトセツ本記事では、2026年5月時点の最新情報をもとに「Arm版 Windows 11で使えない・使いづらいソフト」をジャンルごとに整理しました。購入前のチェックリストとして参考にしてください。

Arm版 Windows 11はx86系(Intel/AMD)とはCPUアーキテクチャが異なります。そのためアプリは大きく2つに分かれます。
Prismとは、x86/x64向けに作られたアプリをArm上でリアルタイム変換して動かすWindowsの仕組みです。Office・ブラウザ・一般的なデスクトップアプリの多くはこの経路で動作します。2025年10月の更新(KB5066835)ではPrismがAVX/AVX2命令に対応し、これまで起動しなかったアプリやゲームが動くケースが増えています。
一方で、システムの深い部分に直接アクセスするソフトはPrismで変換できないため動作しません。ICカードリーダーやプリンターのドライバ、カーネルレベルで動くセキュリティソフトなどがこれにあたります。
ブラウザ主体のアプリやExcel・WordといったOffice系の用途であれば、Arm版でも問題なく使えます。
一方、ドライバ連携が必要な業務ソフトや対戦系ゲームを使う予定がある場合は、後続の各H2で具体的な対応状況を確認してください。

Arm版 Windows 11でゲームが動くかどうかは、「どのゲームか」「アンチチートが何か」によって大きく結論が変わります。
2025年後半から状況が大きく動いており、記事執筆時点(2025年8月)から現在(2026年5月)にかけて対応済みタイトルが増えています。
かつてFortniteがArm版 Windowsで起動できなかった最大の理由は、アンチチートソフト「Easy Anti-Cheat(EAC)」がArmアーキテクチャに未対応だったことです。
この状況は2025年8月にEpic GamesがEOS SDKにArm64向けEACを組み込んだことで技術的な土台が整い、2025年11月1日リリースのv38.00アップデートで、FortniteにArm対応EACが初めて実装されました。
これによりSnapdragon X Plus・X Elite搭載のArm PCでFortniteがネイティブArm64として動作することが確認されています。パフォーマンスについてはパフォーマンス設定・v-syncオンの環境で60FPS固定が報告されており、テクスチャストリーミング起因の一時的なラグはあるものの、カジュアルプレイには十分な水準とされています。
ただし、Arm PCはゲーミング特化の外部GPUを持たないため、グラフィック品質を上げた高負荷なプレイには向きません。Fortniteを本格的にプレイするなら、依然としてIntel/AMD搭載PCのほうが安定性は高いです。
Apex LegendsもEACを使用しているため、EOS SDKのArm対応が完了した時点で「動作できる環境の土台」は整っています。しかし、各ゲームのデベロッパーが自分のタイトルに新しいSDKを実装する作業が別途必要です。
2026年5月現在、Respawn Entertainment(EA)はまだApex LegendsへのArm対応EACの組み込みを行っておらず、Arm版 WindowsではApex Legendsは起動できない状態が続いています。
EACを使っている他のタイトルについても、同様に各デベロッパーの判断次第で対応時期がバラバラです。購入前に必ず公式のパッチノートや対応状況を確認してください。

Steamクライアント自体はArm版 Windows 11で問題なく動作します。ゲームの起動もPrismエミュレーション経由でできるタイトルが多く、シングルプレイ・オフライン完結型のゲームは概ね動作すると考えてよいでしょう。
また2025年10月のWindows更新(KB5066835)でPrismがAVX/AVX2命令に対応したことで、これまで起動すらしなかったゲームが動作するケースが増えています。
一方でオンラインゲームはアンチチートによって状況が異なります。
| アンチチート | Arm対応状況 |
|---|---|
| Easy Anti-Cheat(EAC) | タイトルごとに対応が進行中(Fortniteは済) |
| Valve Anti-Cheat(VAC) | 公式のArm対応発表なし(CS2等は要確認) |
| BattlEye(PUBG等) | Arm未対応タイトルが多い |
| Riot Vanguard(Valorant等) | 未対応 |
オフラインゲームや軽量なインディーゲームを楽しむ分には実用的ですが、対戦系・オンライン系のゲームを目当てにArm PCを選ぶのはリスクがあります。
ネトセツプレイしたいタイトルが決まっている場合は、SteamのゲームページやコミュニティフォーラムでArm対応状況を事前に確認することをおすすめします。

弥生株式会社はArm版 Windows 11でのデスクトップアプリ動作状況を公式に公開・更新しています。記事執筆時点(2025年8月)から状況が大きく改善されており、最新の弥生26シリーズでは多くの製品が「問題なく動作する」扱いになっています。
※参照:https://www.yayoi-kk.co.jp/products/spec/dt_os_support_win11_arm/
2025年12月5日時点の公式情報をもとにした動作状況は以下のとおりです。
| 製品名 | 動作状況 |
|---|---|
| 弥生会計 26 | 問題なく動作する(※1) |
| やよいの青色申告 26 | すべての機能が問題なく動作する |
| 弥生給与 26 | すべての機能が問題なく動作する |
| やよいの給与計算 26 | すべての機能が問題なく動作する |
| 弥生販売 26 | 大きな機能制限がある(※1) |
| やよいの見積・納品・請求書 26 | すべての機能が問題なく動作する |
※1 SQL Server制限について
弥生会計(AE・ネットワーク・プロフェッショナル2ユーザー)と弥生販売は、複数PCでデータを共有するためにSQL Serverを使用する上位グレードです。これらはSQL Server 2017/2022の64bit版がArm版 Windowsにインストールできないという制限があります。
個人事業主や小規模法人が使う「弥生会計 スタンダード/プロフェッショナル(1ユーザー)」や「やよいの青色申告」はSQL Serverを使わないため、この制限は関係ありません。
弥生25シリーズは26シリーズより制限が多く残っています。特にやよいの青色申告 25では、所得税確定申告モジュールの一部がArm版 Windows 11で正しく動作しない不具合が確認されています。
確定申告を弥生25で行う予定の方は、26シリーズへのアップデートまたはクラウド版への移行を検討してください。
最新の弥生26シリーズを使っているなら、一般的な会計・給与・請求書の用途ではArm版でも問題なく動作します。ただし、以下に当てはまる場合は注意が必要です。
弥生オンライン・freee・マネーフォワードなどのクラウド型会計ソフトはブラウザで動作するため、Arm版かどうかに関わらず利用できます。どうしても不安な場合はクラウド版への移行を検討するのも一つの選択肢です。

銀行業務で利用される「BizSTATION」などの専用アプリは、電子証明書やICカードリーダー用ドライバに依存しています。
これらはIntel/AMD向けに提供されており、Arm版 Windowsでは公式にサポートされていません。
特に電子証明を使うBizSTATIONでは注意が必要です。
銀行の推奨環境ページを確認すると「Windows 10/11(x86/x64)」のみが記載され、Arm環境は対象外と明記されています。
| 認証方式 | Arm版での動作可否 | 主な問題点 |
|---|---|---|
| 電子証明書ファイル方式(ソフト主体) | 非対応・保証外 | 専用管理ソフトやCAモジュールなどが前提環境のため |
| ICカード方式 | 非対応・ほぼ不可 | カードリーダーのドライバがArm非対応のため |
ネトセツもちろん、三井住友銀行の「法人向けネットバンキング(PowerDirect)」や、みずほ銀行の「みずほビジネスWEB」 なども UFJ BizSTATIONと同じ状況なので業務上の会計処理等で使うならインテル/AMD搭載のPCを選択するのが無難です。
Arm版 Windows 11は、日常的な作業――メールやOffice、Webブラウジング、オンライン会議――であれば快適に使える環境が整っています。
一方で、銀行系の法人向けサービスや特定の会計ソフト、そしてアンチチートが必須のオンラインゲームといった「専門性が高いソフト」では、いまだに動作制限や非対応が目立ちます。
では、どうすればよいのでしょうか。
ネトセツ本格的な業務やヘビーなゲーム利用を想定しないのであれば、Arm版は軽快に動作し、ノートパソコンではインテル/AMD版よりもバッテリー持ちが大きく向上します。用途に合うという方には理想的なOSといえるでしょう。
M1〜M4チップ搭載のMacBookでもArm版 Windowsは快適に動作します

はい、Microsoft OfficeやTeams、Zoomなどの主要なビジネスソフトはすでにArmネイティブ対応または安定動作が確認されています。日常業務レベルでは大きな問題はありません。
電子証明やICカード認証を必要とする法人向けサービスは、専用ドライバがx86環境のみ対応のためArm版では利用困難です。どうしても必要な場合はIntel/AMD機を使うのが安全です。
最新の弥生26シリーズであれば、弥生会計・やよいの青色申告・弥生給与などの主要製品はArm版 Windows 11で問題なく動作します。ただし複数台共有で使うSQL Server構成の上位グレードや弥生販売には制限が残っています。詳細は弥生公式の対応状況ページをご確認ください。
Fortniteは2025年11月のv38.00アップデートでArm対応EACが実装され、Snapdragon X搭載のArm PCで正式に動作するようになりました。
一方、Apex LegendsはEA側がまだArm対応版を実装しておらず、2026年5月現在も起動できません。SteamのゲームはPrismエミュレーション経由で動作するタイトルが多いですが、アンチチートを使うオンラインゲームはタイトルごとに対応状況を確認してください。
プリンタやカードリーダーなどの周辺機器は、メーカーがArm用ドライバを提供していない場合があります。購入前に「Arm対応ドライバが公式提供されているか」を必ず確認してください。
Arm版 Windows 11にはx86エミュレーション(Prism)が搭載されており、多くのアプリは動作します。2025年10月の更新でAVX/AVX2命令にも対応し、動作するアプリの範囲が広がっています。ただし「動作はするが不安定/パフォーマンスが低下する」ケースや、ドライバ依存型アプリは動作しません。
Arm版では仮想化ソフトに制約があります。Intel VT系の機能に依存するVMwareやVirtualBoxは基本的に動作不可です。Windows純正のHyper-VもArm版では制限付きです。
なお、MacユーザーがParallels Desktop経由でArm版 Windows 11を使う構成はMicrosoftが公式に認めています。この環境ではArm64ネイティブのWindowsアプリとx86/x64アプリのエミュレーションが動作可能で、MacでどうしてもWindowsを使いたい場合の現実的な選択肢になっています。

大手ベンダー(マカフィー、ノートン、カスペルスキーなど)の一部製品はArm対応が進んでいます。ただし製品によっては「インストール不可」「機能制限あり」の場合もあるため、事前に公式対応状況を確認しましょう。
事務作業やクラウド中心の業務なら問題ありませんが、電子証明を利用する銀行アプリや業務用ソフトが必須の場合は導入を慎重に検討してください。現状では「サブマシン」または「特定用途向け」としての利用がおすすめです。
記事を読んでも悩みが解決できない場合、ネット通信・回線を良いもの&費用を安くしたい場合など、どこに相談したらいいか迷っている方は直接ネトセツへ気軽にご相談ください。
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