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日本向けのタイトルが多く配信されているということで動画配信サービスでは一番人気のdTV。
※現在はサービス名が「Lemino」となり今まで以上に豊富な映像コンテンツが楽しめる様になっています。
外でもどこでもネット通信さえできれば視聴できるため、どうしても気になってくるデータ通信量について動画再生時とダウンロード時の両方の測定を実際に行ってみました。
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dTVもYouTubeと同じくアプリ側で画質の設定が行えます。この画質の設定により実際の消費する通信量も異なってきます。
・きれい
↓
・すごくきれい
↓
・HD
きれい < すごくきれい < HD の順で画質が良くなります。スマートフォンで視聴する場合はあまり大きな画質の変化を感じる事はないと思いますので「自動」設定のままで良いと思います。
測定に使用したのはWIMAXというモバイルインターネット通信で、わずか3千円ちょっとで月間の通信量の上限がなく外でも家でも利用できる私が愛用しているモバイルルーターです。
WIMAXじゃないと携帯電話の通信で実験して速度制限かかったら元も子もないですからね。
映像はスマホでさえちょっと潰れていて鮮明に視聴できないレベルです。dTV側の「きれい」という表現の仕方はちょっとおかしいんじゃないか?と思うレベルですが、我慢・我慢
結果は10分の視聴で0.15GB(150MB)の通信量でした。
30分のアニメ1話 | 0.45GB(450MB) |
1時間のドラマ1話 | 0.9GB(900MB) |
2時間ほどの映画1本 | 1.8GB(1800MB) |
この画質で・・と考えるとあまりにもデータ消費量が激しいと感じました。
ちなみにYouTubeの再低画質(144p)で10分視聴した場合だとわずか20MBの通信量です。同等の画質と考えるとYouTubeの方が節約できることになります。
「きれい」画質なら約1時間
dTVの画質設定では「すごくきれい」の設定ではじめてまともに視聴できる映像レベルだと思います。すごくほどではないですが、YouTubeでいうとスマホの標準画質と同じぐらいです。
結果は10分の視聴で0.17GB(170MB)の通信量でした。
30分のアニメ1話 | 0.51GB(510MB) |
1時間のドラマ1話 | 1.02GB(1,020MB) |
2時間ほどの映画1本 | 2.04GB(2,040MB) |
「きれい」画質と比べると「すごくきれい」とのデータ通信量はわずかな誤差です。これぐらいであればより鮮明に視聴できる「すごくきれい」画質の方がおすすめです。
データ通信量の消費は非常に激しいです。映画1本視聴するだけで2GBも通信量がかかりました。月の上限があるモバイル回線だと非常に恐ろしい結果ですね。
「すごくきれい」画質なら約55分
dTVの画質設定では「HD」が最高設定なのでいったいどれくらいの通信量を消費するのかちょっと怖いですが、画質自体はやっぱりきれいですね。ただしYouTubeの4K画質レベルと比べるとそうでもないかもしれません。
結果は10分の視聴で0.25GB(250MB)の通信量でした。
30分のアニメ1話 | 0.75GB(750MB) |
1時間のドラマ1話 | 1.5GB(1,500MB) |
2時間ほどの映画1本 | 3GB(3,000MB) |
10分だけの動画再生で250MBです。1時間再生で1.5GBも行くとやっぱりWiFiが必須になるだろうという結果になりましたね。
「HD」画質なら約40分
ちなみにdTVではデフォルトでの画質設定が「自動」になっていますのでこの状態での視聴結果は・・・
なんと。。10分で260MB。おそらく私のスマホでは「標準設定=HD画質」の設定になっているようでした。
標準設定で一番通信量が多いHD画質の設定になっているのはちょっと危ないですね。またこの自動設定はスマホの画質や通信品質によって変動するかもしれません。
もしもモバイル通信を使ってdTVを視聴するならこの画質設定は自動から適切な画質に変更しておいたほうが良いと思います。
dTVは予め映画やアニメの動画をダウンロードしておけば外出時やどこでもオフライン(ネットに接続していない状態)でも視聴することができます。
ダウンロードする方はあらかた2時間程度の映画タイトルをダウンロードする方が多いのでその中でもHD(Wi-Fi推奨)と書かれた一番高画質の動画をダウンロードしてみることにします。
データ容量が2291MBとなっていますが、これはあくまでもスマホやPCなどの本体のデータ容量(ストーレージ)への保存データに関する数値を示しているので実際のデータ通信量とは多少異なることがあります。
ダウンロード所要時間は5分ほどでしたが・・・なんとこの映画タイトル1本のダウンロードで消費したデータ通信量は「2.4GB」・・ほぼ動画のデータ容量と同じほどの結果になりました。
視聴に関してdTV公式でもWiFi推奨を促しているのもわかります。モバイル通信ではダウンロードしないほうが良いでしょう。
ただしだからと言って節約したいからGB超えしない「きれい」画質でのダウンロードを行っても映像が荒いので逆に後悔すると思われます。
自宅に光回線などがある方でWiFi接続ができるならスマホやPCの本体ストレージの容量がゆる限り何本でもダウンロードしていいと思います。
この結果からdTVは動画視聴にしてもダウンロードにしてもデータ通信量は激しく消費するという結果になりました。
auやドコモなどの携帯電話の50GBやその他の大容量データのプランであっても外出先などの外でヘビーに映画を見る方や海外ドラマなどのシーズン毎の視聴が止まらない方は危険です。
やっぱり光回線などのWiFiに接続できる環境があればできるだけ接続したほうが良いですね。
YouTubeは多少多くの画質設定が存在するため、dTVよりはデータ通信量を抑えられるケースも多いです。
どうしてもdTVをどこでも視聴したい方はWIMAXがデータ通信の上限がなく少なからず多くの通信量が使えるモバイル回線です。
私は外出先で仕事でクラウドやデータのやり取り、たまに動画視聴をする際にこのWIMAXを活用しています。今回のデータ通信量の測定でもWIMAXを利用しました。
携帯電話会社や格安SIM業者のモバイル通信ではどうしても問題となってくるデータ通信量の問題を多少なりとも解消してくれる優れモノです。
WIMAXは3日間で10GBの通信量を超えなければずっと制限なく使えるモバイル通信です。料金も4千円以下で月上限なしにデータ通信が使えるのでもしも速度制限に常にかかっている方は検討してみる価値はあります。
もしくはよりスマホで使っている電波と同じエリアで接続したい場合はクラウドSIMを検討するのもありですね。
その他の動画配信サービスアプリのデータ通信量も測定しています。
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