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Amazonのプライム会員なら見放題で利用できる「Amazonプライム・ビデオ」。
実際にこのプライム・ビデオの動画コンテンツをモバイル通信で視聴した場合のデータ通信量がどのくらいの消費量なのかをチェックしてみました。
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Amazonプライム・ビデオは動画を視聴する画質の設定を4段階に変更することができます。
基本的にデフォルトであれば「中」の一番低い画質に設定されています。
最高画質では1時間に5.8GBのパケットデータを消費されると予測されています。スマホのプランによってはすぐに月の上限に達してしまうぐらい恐ろしい数値です。
ストリーミング再生におけるおおよその消費データ量はここで記載されていますが、あくまでも目安なので実際の検証とどれくらい違うのかも見てみます。
まずはデフォルトで設定されている「中」の画質設定にされている状態で10分の動画を視聴してみました。
【結果】10分の視聴によるデータの消費量は「60〜70MB」でした。
視聴時間 | データ消費量 |
10分 | 70MB |
30分 | 210MB |
1時間 | 420MB |
2時間 | 840MB |
3時間 | 1260MB(1.2GB) |
平均で多く見積もって10分=70MBと考えて計算してみると1GBでギリ映画が1本見れるレベルです。
映画一本で1GB消費する感じなんですね。これは多い方なんですかね?
そうですね。モバイル通信で考えるとこれ以下の画質設定を選択できないのでちょっと消費量は多いと感じます。
「データセーバー」の画質設定なら「2時間30分」
次に「中」の画質設定の状態で10分の動画を視聴してみました。
【結果】10分の視聴によるデータの消費量は「140〜150MB」でした。
視聴時間 | データ消費量 |
10分 | 150MB |
30分 | 450MB |
1時間 | 900MB |
2時間 | 1800MB(1.8GB) |
3時間 | 2400MB(2.4GB) |
「中」の画質設定だと急にデータ量の消費が上がりましたね。
「データセーバー」画質の約2倍ぐらいになりましたね。
これだと1時間ですぐに1GBに到達しているのでこの画質からはWi-Fiが必須かなと思います。
「中」の画質設定なら「1時間」
次に一番きれいな画質とされる「最高」の画質設定の状態で10分の動画を視聴してみました。
【結果】10分の視聴によるデータの消費量は「290〜300MB」でした。
視聴時間 | データ消費量 |
10分 | 300MB |
30分 | 900MB |
1時間 | 1800MB(1.8GB) |
2時間 | 3600MB(3.6GB) |
3時間 | 5400MB(5.4GB) |
「高」の画質設定が更に「中」の画質設定の2倍ほどになりました。
例えば4K映像などの動画なら1時間で6GB近くも消費してしまうかもしれません。
「高」の画質設定なら「30分」
画質設定 | 1GBまでの目安 |
高 | 30分 |
中 | 1時間 |
データセーバー | 2時間30分 |
Amazonプライム・ビデオの画質設定別で1GB到達までの視聴時間を比較してみると「データセーバー」画質で映画1本分、「中」画質でドラマ1本分、「高」画質でアニメ1話分という結果でした。
当然ながらこれ以上の画質を落とす設定ができないため、Amazonプライム・ビデオをはスマホのパケットデータを節約している方からすると厳しいものがありますね。
たしかにそうですね。1GBを映画1タイトルに使うのすらもったいないと思います。
せっかく映画やドラマ見放題が見放題の動画配信サービスですから通信制限に怯えずに視聴したいところです。
そこでAmazonプライム・ビデオのデータ消費を抑えるためにいくつかの節約方法を解説していきます。
すでにデフォルトで「中」画質の設定されているはずですが、この検証結果を見て「あれ?」と感じている方は実際に現在どの画質に設定されているのかをチェックし最低画質の「中」へ変更しましょう。
このストリーミングの質で画質設定が「中」「高」「最高」になっている場合は「データセーバー」へ変更してください。
この画質設定で「データセーバー」に設定しておけばWi-Fiではなくモバイル通信時には少しは通信量の節約ができるようになります。
外出時などにモバイル通信を消費しないでAmazonプライム・ビデオを使用するにはやはり「ダウンロード機能」を活用することです。
ダウンロードは視聴したいタイトルの詳細ページを開いたら「ダウンロード」という項目があるのでそちらをタップします。
作品1タイトルずつも選べますし、シーズンすべてをダウンロードすることも可能です。
またダウンロードをキャンセルする場合は「ダウンロード中・・」の隣にある「オプション」をタップしてキャンセルすることができます。
ダウンロードが完了すればホーム画面の「ダウンロード」という項目から視聴することができます。
すでにダウンロード済みのタイトルならモバイル通信を消費せずに視聴ができますが、このダウンロード自体はWiFiに接続して行う必要があるので、もしもこれをモバイル通信で行うと悲惨なことになるので注意です。
もしもダウンロードをたくさんできるほどスマホ本体のストレージに余裕がないのであれば動画タイトルの容量自体を減らすことができます。
デフォルトでは「高」設定になっているので「中」へ変更します。
これでスマホ本体の容量を多少節約することができます。
スマホでの視聴なら「中」画質の動画をダウンロードしてもそこまで気にならないレベルなので設定しておいたほうが良いでしょう。
Amazonプライムビデオは数時間ストリーミング配信を視聴するだけで、余裕で数ギガ使ってしまう可能性もあり、他のアプリ利用にもパケットデータ消費の影響がでてしまいます。
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Amazonプライムビデオのモバイル通信を使った検証結果は
これらの工夫次第では通信制限を恐れること無く外出先でもいつでも見たい時に視聴できるはずです。
ぜひ自分なりの節約方法を見つけて快適にAmazonプライムビデオを使える環境を整えてみてください。
必ず確認ください
データ通信量の消費率の調査結果については【筆者が利用しているインターネット環境と通信端末によって測定した結果】となり、利用者さんそれぞれの実際のデータ測定とは異なる場合があります。
この数値や結果はみなさんの通信端末やネット環境、使い方次第では異なる結果となる可能性が高いため、より細かなパケットデータ情報が必要な場合はご自身の環境で試してみることを推奨します。
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