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正直「モバイル保険」どうなの?私も使っているスマホ補償の決定版。

正直「モバイル保険」どうなの?私も使っているスマホ補償の決定版。

仕事、学業、プライベートにおいて今や手放せないスマホですが、万が一の故障に対してスマホの保険は備えていますか?

その中でもアップルケアなどと比較しても月700円で最大10万円まで補償、1台ではなく最大3台まで追加が可能な「モバイル保険」について実際にどうなの?と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。

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ここでは数あるスマートフォンの保険や補償サービスについて理解を深め、もしも補償サービスに加入していない場合は実際に私もアップルケアから乗り換えた「モバイル保険」について補償内容や他社キャリアやアップルケアとの比較も行っているので参考にしてみてください。

▶今すぐモバイル保険の概要・メリット・デメリットを確認する

もくじ(押したら飛びます)

大手キャリアのスマホ補償サービスについておさらい

大手キャリアのスマホ補償サービスについておさらい

モバイル保険の解説の前に、少なからず家族やご自身が加入していたであろう、一般的に加入者が多い大手通信キャリアが実施している補償サービスについて簡単におさらいしてみます。

以下では楽天モバイル、ドコモ、au、Softbankで実施しているスマホの保証サービスについて解説していきます。

月額料金補償内容交換時の負担金
楽天モバイル
スマホ交換保証プラス & 家電補償
715〜1,100円水濡れ・紛失・全損・盗難一律6,600円
ドコモ
smartあんしん補償
330〜1100円水濡れ・紛失・全損を1年間に2回まで330円/月:5,500円
550円/月:8,520円

605円/月:8,520円
825円/月:12,100円

880円/月:12,100円
990円/月:12,100円

1100円/月:12,100円
au
故障紛失サポート
693〜880円水濡れ・紛失・全損・盗難1回目:5,500円(契約が25ヶ月未満の方)3,300円(契約が25ヶ月以上の方)
2回目:8,800円(契約が25ヶ月未満の方)6,600円(契約が25ヶ月以上の方)
ソフトバンク
あんしん保証パックプラス
715円水濡れ・紛失・全損・盗難交換:8,250円

大手キャリアでは月額で支払い続ける保険となり、メーカー保証1年以上を延長する形でスマホの補償が適用できるというイメージを持っていると良いです。

万が一スマホ本体を故障・修理・紛失した場合はこの補償サービスに加入していることで、通常の修理代金よりも格安で修理や本体交換を行ってくれますが、交換時には別途支払いが必要になります。

またこれらの補償への加入における条件は以下のとおりです。

加入条件加入対象外
楽天モバイル新規契約、機種変更の際、機種購入と同時の同時お申し込み対象外条件について
ドコモドコモで購入した日から14日以内の申込みドコモ以外の販売店から譲渡・貸与、拾得した電話機
auauにて携帯電話を購入時のみ家族以外の方が代理人としての申し込み・国外の場合
ソフトバンク新規契約、機種変更の際、機種購入と同時の同時お申し込み不正契約・不正入手されたもの、日本国内で使用できない端末

これらの大手4キャリアの保証サービスは機種購入時や新たにプランを契約した場合(ドコモは14日以内)のみ適用される補償となっており、後から加入することは原則できません。

iPhoneのアップルケアの補償サービス

日本では圧倒的に所有者が多いiPhoneユーザーなら加入している方も少なかずいるかと思いますが、Appleが提供している補償サービス「AppleCare(アップルケア)」です。

AppleCare+の料金

対象機種AppleCare+AppleCare+盗難・紛失プラン
iPhone 16 Pro
iPhone 16 Pro Max
2年:31,800円
月払い:1,580円
2年:34,800円
月払い:1,740円
iPhone 16 Plus
iPhone 15 Plus
iPhone 14 Plus
2年:28,800円
月払い:1,380円
2年:31,800円
月払い:1,580円
iPhone 16
iPhone 15
iPhone 14
2年:23,800円
月払い:1,180円
2年:26,800円
月払い:1,340円
iPhone SE(第3世代)2年:11,800円
月払い:580円
2年:14,800円
月払い:740円
【参考:過去のAppleCare費用】
iPhone 15
iPhone 14/iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 12
2年:23,800円
月払い:1,180円
2年:25,400円
月払い:1,280円
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見ていただくと分かると思いますが、毎年新シリーズが出るたびにアップルケア費用はどんどんと値上がりをしています。

このアップルケアはシリアルナンバーを入力することで購入から30日以内なら日本のAppleCareに加入することは可能で、海外で購入したApple製品でも対象です。

ただしどんな条件でも購入から30日を経過している場合はこのアップルケアは加入することができません。

そして万が一の故障・損傷が起きた場合、そして盗難や紛失時にはさらに出費がAppleCareの費用で済むのではなく、追加で修理内容に合わせた費用を支払う必要があります。

AppleCare加入者がサービスを受けるときに必要な追加費用

追加で支払う費用
画面または背面ガラスの損傷3,700円
画面/背面両方の損傷7,400円
その他の損傷・盗難・紛失12,900円

これは月々もしくは年払いで払っているAppleCareの保証費用とは別に該当する損傷や症状の場合に追加で支払うことで対応してもらえる費用となります。

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このようにApple Careの費用は年々高くなっています。下手すると1年間の費用だけでAirPodsなどのアクセサリーが購入できてしまえる値段です。

700円の月額で年間最大10万円まで無償修理できる「モバイル保険」

本題に入るのが遅くなりましたが、ここから気になっているモバイル保険の詳細です。

今までの大手キャリアの保証やiPhoneなどで加入できるアップルケアの料金表をみてふと疑問に感じたかと思いますが、

補償サービスの料金を払っているのに修理を行うときに「なんで追加で料金を払わなければならないの?

という点です。

そこでおすすめとなるのが月700円の毎月の保険料金でどんなモバイル通信機器でも合計3台まで年間上限10万円までの修理なら0円で行うことができる「モバイル保険」です。

モバイル保険の補償概要

保険料700円/月
対象端末主端末を含む最大3台

対応機種:スマホ(iPhone/Android)タブレット、ノートパソコン、ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、ゲーム機、モバイルルーター

※日本国内で販売されているメーカー純正の無線通信(WiFi/Bluetooth)が可能端末ならOK
※購入(新規取得)から1年未満、もしくは1年以上であってもメーカーまたは通信キャリアの補償サービスに加入&現時点で有効な場合
補償内容故障、外装破損、損壊、水漏れ、盗難
補償金額最大10万円(主端末)
最大3万円(副端末2台合計)

※修理不能/盗難の場合は最大25,000円

月額700円はアップルケアの月額費用と比べるとかなり良心的ではあります。

モバイル保険のメリット
  • モバイル端末購入から1年以内なら基本いつでも加入OK
  • 月額700円で年間10万円までのスマホやモバイル端末の無料補償
  • 1契約で3台までのワイヤレスイヤホン・タブレットなどのモバイル端末全般の補償OK
  • 加入はWEB申し込みでOK
モバイル保険は月額700円で年間10万円まで補償される保険サービス

このように大手キャリアの保証が使えない格安SIM利用の方やiPhoneを購入したけどもアップルケアに加入できなかった方や、安いスマホ保険を探している方にはおすすめできるスマホの保険サービスです。

実際に私が加入したモバイル保険のマイページ画像

モバイル保険に登録しているスマホ端末が万が一の修理が必要な事故が発生した場合には故障した端末の状態を写真に撮影します。

そして修理に出した後の明細が分かる領収書やレシートをアップロードし、その費用をモバイル保険に請求することで後日口座へ振り込まえるという流れになります。

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AppleCareの場合は修理や補償においては月謝とは別に症状による修理対応の金額を支払う必要がありますが、モバイル保険は追加での支払いは必要なく最大10万円まで補償してくれます。

またスマホだけではなくApple Watchなどのスマートウォッチ、イヤホン、タブレットなども補償を行える対象機種として登録することができます。

すでにスマホ側が他の保険等に加入済みでアップルウォッチやAirPods単独でモバイル保険に加入することも可能です。

もちろん家族のスマホを加入させることも可能ですが、その場合は家族のスマホがモバイル保険申込者の所有端末であれば登録することが可能です。

最大10万円まどの故障・修理対象となれば月額支払い以外の追加料金がかからない

よくあるスマホの保証では毎月の保証金もしくは一括で払った保証金(AppleCare)に+で交換代金や修理代金がかかっているのが、このモバイル保険では年間合計10万円以内であれば無料で修理が可能です。

\合計3台まで月700円で最大10万補償/

注意としてすでに故障をしてしまっているスマホを追加でこのモバイル保険に加入させて補償金を補填させることはできません。

モバイル保険は「1契約で3つまでの端末が対象」

スマホ+2台のモバイル端末の保証が可能
スマホ+2台のモバイル端末の補償が可能

またこのモバイル保険の最大のメリットは1台のスマホに対してではなく、1契約(月700円)の保証サービスでスマホを含む最大3台までの端末まで保証してくれる点です。

3台の対象となるモバイル端末

スマートフォンiPhone、Android
タブレットiPad、Androidタブレット
スマートウォッチApple Watch、ウェアラブルウォッチ
音楽プレイヤーiPod、MP3プレイヤー
携帯ゲーム機ニンテンドースイッチ
その他ノートパソコン、モバイルルーター等

1台を主端末として2台は副端末として登録することができます。

▶モバイル保険商品概要

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よって一人でもスマホだけではなくその他の端末を持っている場合はそれも一緒に月700円の保証に加入できるということになります。

ただし補償対象外となるのは、個人売買や譲渡されたものや国内利用が認められていない端末、ドローンやラジコン、お掃除ロボット、修理ができない端末などは対象外となります。

またもしも合計で3台以上、4台目という場合は別途1契約を増やして加入するということになります。

ただし副端末の補償金額は最大3万円

モバイル保険はAppleCare+とは異なり最大3台までの端末に対して保険金対象となるメリットがありますが、主に主端末と、副端末2台に分かれそれぞれ最大で受けられる補償金額が異なります。

補償金額(年間合計最大10万円)
修理となった場合修理不可能な場合
主端末最大10万円25,000円
副端末
(最大2台)
最大3万円
(合計2台)
7,500円

モバイル保険ではメインとなる主端末が本契約となる補償サービスなので、追加する副端末は最大10万円のうち、最大でも年間3万円までの保険金しかおりません。

ですので主端末に故障時に高額な修理費用がかかる端末を登録しておき、副端末はあまり損害が少ない通信可能なアクセサリー端末等を登録するのが良いでしょう。

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もちろんあまり故障や紛失を行わないことが前提にあれば副端末側にも家族のスマホ等を登録することも可能です。

購入から1年以内であれば加入可能

モバイル保険のさらに良い点は購入から1年以内(メーカーの1年保証以内)であれば加入することが可能です。

スマホ補償に加入できる最長期間
楽天モバイル、au、ソフトバンク購入時に同時加入
ドコモ購入から14日以内
AppleCare+購入から30日以内
モバイル保険購入から1年以内

大手キャリアでは購入時もしくは14日以内、AppleCareは購入から30日以内の加入条件という制約があり、迷いつつ加入のタイミングを逃してしまったという方には非常にありがたいのではないでしょうか。

またもしも対象のモバイル端末が購入から1年以上を経過している場合であっても、メーカーやキャリアの補償サービスに加入していればモバイル保険に加入することができます。

また中古で購入したiPhoneやAndroidのスマートフォンでも正規中古販売店からの購入で3ヶ月以上の動作保証が付帯されている端末なら加入することができる点も良心的です。

モバイル保険の申し込み手順や必要な書類等は以下で解説

▶モバイル保険とAppleCareを比較

モバイル保険はスマホを買い替えても引き継ぐ

モバイル保険はキャリアなどの通信会社に依存した補償サービスではないため、どのプランや通信会社を使っていても受けられる補償です。

モバイル補償はキャリアを変更しても補償を引き継ぐことができる

よって、例えばスマホを他の通信会社から乗り換えた場合でも今までのモバイル保険の補償は引き継ぎつぐことができます。これは大手キャリアでは実現できないスマホに付帯する補償サービスの利点です。

またメールアドレスが変更している場合や、保険料の支払い方法をキャリア決済に指定している場合は手続きが必要です。

端末を乗り換えた場合であってもモバイル保険の「マイページ」>「端末変更」>「編集」から新しい端末情報を入力して変更手続きを行うことで保険を新機種へ引き継ぐことができます。

もちろん大手キャリアから格安SIMに乗り換えたとしてもその保証内容は変わらず引き継げます。

これに対してAppleCare+やキャリアの補償の場合は新しい端末に対して新たに加入し直す必要があるのでモバイル保険は良心的です。

格安SIMサービス、SIMフリースマホをもつユーザーにとって懸念される保証サービスがこのモバイル保険を使えば万が一の補償を受けられるのは非常にありがたいポイントだと思います。

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大手キャリアを契約しておらず、SIMフリーのスマホや格安SIMを使っている方にこそこのモバイル保険のサービスが活きてくるのではないかと思います。

【注意点】修理代金は一度は負担する必要があり

このモバイル保険で年間10万円を負担するというサービスは故障時は最寄りの店舗で修理を行った後で保証金をモバイル保険側が支払ってくれるという内容となっています。

STEP
故障した端末を事前に撮影しておく

損害状況が分かるように端末の破損状況や故障の全体像を予め撮影しておきます。モバイル保険へ申請を行うためにこの故障状況の写真が必要です。

STEP
修理可能な店舗で修理を依頼する

修理においては自身でメーカー、または正規代理店、登録修理業者を通して修理を行います。

※もちろんiPhoneなどであればAppleストアで有償修理を行ってもOKです。それより正規店以外の方が安ければその店舗での修理を行います。

STEP
モバイル保険の「マイページ」から保険金の請求

故障して修理を行った状況等を伝え、支払いを行った領収書などを提出します。

必要書類
  • 故障状態を撮影した写真
  • 修理報告書
  • 領収書またはレシート
STEP
モバイル保険側より保険金の支払い

マイページから申請を行った内容を元に審査を行った上で、申請完了後、翌営業日から最短2日で審査を完了し、そこから最短で5営業日以内に保険金を支払いします。

ネトセツ

このような流れでモバイル保険の補償を年間10万円まで受けられるので、例えば1台目の修理代金が3万円であれば残り7万円分の補償はその年内に受けられるということになります。

例)AppleCare+加入のiPhoneとモバイル保険の比較例

AppleCareとモバイル保険の比較

ではiPhoneをこれから購入検討している方でAppleCareを入るか迷っている方に例としてiPhone 14を購入し、万が一画面が割れて修理に出すとします。

「AppleCare+加入のiPhone 15」と「AppleCare+未加入&モバイル保険加入のiPhone 15」での修理時の価格を比較してみました。

iPhone 16購入から1年後に画面が割れた場合の補償シミュレーション

AppleCare+加入時モバイル保険加入時
補償プラン月額1,340円700円
16,080円
※1年利用時の負担額
(1,340円×12ヶ月)
8,400円
※1年利用時の負担額
(700円×12ヶ月)
画面割れの費用3,700円42,800円
(Apple公式で修理時)
無償修理による保険金なし-42,800円
実質負担費用の合計19,780
(16,080円+3,700円)
8,400円
(月額負担のみ)

iPhoneでよくある画面割れの場合はモバイル保険であれば月額の700円のみでOKということになりますが、AppleCareの場合は毎月支払うAppleCare費用の他に故障時にAppleへ支払う修理費用も発生します。

よって、1年利用後にもしもiPhoneの画面割れが発生し、その際に修理を行った場合を比較するとモバイル保険の方が約1/2ほどの自己負担額となります。

ネトセツ

そうなんです、AppleCareは一見手厚そうな補償サービスに見えますが、補償プランの月額や年額の費用が高すぎるので、結果的にモバイル保険が安くなるんです。

アップル製品を複数所有している場合の補償の比較

アップル製品を複数所有している場合、端末それぞれにAppleCareの加入が必要なので、端末が増えれば増えるほど月々の負担額がさらにかさみます。

モバイル保険ならiPhone以外の機器もまとめて合計3台補償できる

それに対しモバイル保険ではiPhone 1台、AirPods1台、iPad 1台というように合計3台までの補償を月700円の1契約で賄えてしまえるのが大きなメリットです。

iPhone+Apple Watch+iPad 合計3台を補償サービスに加入した場合

 AppleCare+加入時モバイル保険加入時
iPhone 16 Pro1,580円700円
Apple Watch
(Series 10の場合)
580円
iPad
(無印の場合)
9,800円
(年払い)
費用合計2,976円700円
(1台あたり233円の月額)
1年継続した場合の負担額35,720円8,400円

モバイル保険は一つの契約でサブ端末を+2台まで登録できるので、合計3台でも月額料金は変わらず700円ですが、Apple製品はデバイスやシリーズによってそれぞれのAppleCare+に加入すると保証サービスを継続する費用だけでもこんなにも差がでます。

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さらに万が一故障等の場合はAppleCare加入者は症状に合わせた補償金額を追加で払う形となるので、現在AppleCareに加入している方もこのシミュレーションを見ると考え直してしまうかもしれませんね。※私は正直これは考え直した結果、モバイル保険に切り替えました。

注意なのは追加する副端末は最大10万円のうち、最大でも年間3万円までの保険金しかおりません。

補償金額(年間合計最大10万円)
修理となった場合修理不可能な場合
主端末最大10万円最大25,000円
副端末
(最大2台)
最大3万円
(合計2台)
最大7,500円

主端末に故障時に高額な修理費用がかかる端末を登録しておき、副端末はあまり損害が少ない通信可能な(AirPodsやApple Watch等)アクセサリー端末等を登録するのが良いです。

【注意】モバイル保険でも補償対象とならないケース

モバイル保険は本体破損や修理において保険金を請求でき、補償を受けられる保険サービスですが、この修理の内容によっては補償対象とならないケースもあります。

  1. すり傷、汚れ等の外形上の補修による費用
  2. ガラスコーティングやガラスフィルムなどの交換
  3. バッテリーや充電器、付属品ケーブル等の交換
  4. 本体側ではなくソフトウェア等の復旧作業にかかった費用
  5. データ復旧などの内部のデータ処理における費用

上記の修理・復旧作業により発生した費用においてはモバイル保険に保険請求をかけることができず、自己負担となります。

モバイル保険はバッテリー交換は保証外。でも3年後に交換するならAppleCare加入よりもトータルでは安く済む
Screenshot

2年以上、そして3〜5年使い続けるとどうしても必要となってくるバッテリー交換作業ですが、このバッテリー交換における費用においては例えばAppleCare+であれば無料となりますが、モバイル保険では補填されず自己負担となります。

時間経過に伴う経年劣化は自然故障となりどこの保険でも対象にならないので、この点は理解した上で保険加入を検討していきましょう。

ただしAppleCareでのバッテリー交換はバッテリー最大容量が80%未満でなければ無償修理対象とならないため、この80%未満が購入から2年内には経年劣化でも下回らないケースが多く、2年後にこの対象となる場合が多いです。

2年使い3年目にバッテリー交換を行った場合

アップルケア加入の場合モバイル保険加入の場合
補償サービスの
2年間の総費用
37,920円
(1,580円×24ヶ月)
16,800円
(700円×24ヶ月)
2年後にバッテリー交換費用0円19,400円
総費用合計37,920円36,200円
AppleCare+盗難・紛失プランは月額支払いで計算しています
ネトセツ

よってもしも3年目以降でモバイル保険加入者が実費でバッテリー交換を行った場合でも総支払額はモバイル保険加入者の方が負担が少なくて済む計算となります。

もしもこれが仮に3年利用し4年目にバッテリー交換をお願いした場合はアップルケア加入者は総支払額が56,880円、モバイル保険加入者は44,600円の金額となるので、モバイル保険の方が結果的には安く収まるという計算になります。

アップルケアの補償は手厚いのは間違いありませんが、継続してサポートを受けるための費用がそもそも高いため、所有しているiPhoneを何年もトラブルに見舞われずに使えているのであればアップルケアを継続するのは非常にもったいないでしょう。

【まとめ】モバイル保険は使いようによっては頼りにはるスマホ保障

一番の個人情報が詰まったスマホは生活の中で銀行口座よりも財布よりも無くしてしまったり、壊してしまったら一番困る端末なのは間違いありません。

そこでそのスマホの保証サービスが未加入だった場合、故障時に高額な修理代金を請求されてしまうと、どうしても修復しなくてはならず金銭的にも辛くなります。

ネトセツ

もしも大手キャリアで購入せず、格安SIMで利用している方やiPhoneを購入したけどもアップルケアに加入していない方や、Androidスマホの補償で悩んでいる方はモバイル保険は非常におすすめできる保証サービスだと感じます。

もちろんこれからSIMフリーのスマホをネットで購入する方も月額700円(年間で8,400円の保険料)で10万円までの保証金が受けられるなら加入しておいて損はないでしょう。

実際に私もモバイル保険が今のメインの補償サービスです。

【FAQ】モバイル保険の気になる質問をまとめました

モバイル保険の申し込み迷っている方やどういった場合には審査が通らないかなどの気になる質問をまとめています。

モバイル保険は家族のスマホも加入できる?

モバイル保険へ申し込みを行った本人以外の家族のスマホも登録することが可能です。ただしその家族のスマホがモバイル保険加入者が利用、もしくは所有者である端末のみ登録できます。

※端末所有者は端末資産の所有者のことを指します。例)家族のスマホをモバイル保険加入者が購入をして家族に使わせている場合など。スマホ利用の家族が18歳未満の場合はその保護者(親権者)が所有者となります。

家族が利用するスマホ端末を副端末で登録した場合、主端末とは異なり年間最大3万円までの補償しか適用されないため注意する必要があります。

メーカー修理で本体交換の場合(シリアルナンバーが変わる等)でも保険請求はできる?

メーカー公式修理にて本体交換が行われた場合は修理対象として保険請求が可能です。また本体交換後は補償対象のスマホが変更となるのでマイページから登録端末情報の変更手続きを行うことができます。

申し込みに必要なものは?

申し込みには以下の情報が必要です。

  1. クレジットカード
  2. 登録予定のスマホ端末の写真
  3. 購入証明書

※購入証明書は販売店より発行されている「購入日」「端末情報」「販売店名」が記載されている契約書や領収書、納品書、保証書などを指します。

※支払い方法はクレジットカードの他にキャリア決済、口座振替も可能ですがオンラインからの手続きの場合はクレジットカードのみとなります。

購入からしばらくたったスマホでも加入できる?

購入から1年未満と証明できる書類があれば登録が可能です。また購入から1年経過していてもメーカーもしくは通信キャリアでの補償サービスに加入&かつ該当サービスにより補償が受けられる状態のスマホであれば加入可能です。

中古のスマホでもモバイル保険に入れる?

中古スマホの場合は販売店で購入された中古品であり、且つ販売店により購入から3か月以上の動作保証が付帯された端末であれば加入することが可能です。

メルカリやヤフオクなど販売店ではないフリマアプリ等から購入されたスマホや知人・友人等から譲渡されたスマホは加入対象外となります。

モバイル保険に加入したいけど購入証明書がない場合は?

購入証明書がない場合でも加入手続き自体はできますが、購入から1年以内もしくは他の保証サービス加入状態のスマホであるかが重要です。

ただし手続き上、最終的には用意しておいたほうが良いので、例としてiPhoneの場合は「お使いのデバイスの保証状況の確認」ページからシリアルナンバーとコードを入力→送信にて「保証内」ということを確認できるスクショを撮影して添付すれば購入証明書の代わりとなります。

購入証明書とは「レシート」「領収書」「納品書」「Webの購入履歴」などに記載のある「購入した店舗、購入日、製品の型番や商品番号、金額」などが確認できる書類のことを指します。

通販サイトで購入したスマホの購入証明
キャリアで購入したスマホの購入証明

正規の販売店経由ではなくメルカリやヤフオクなどのフリマアプリ等から購入した端末や友人・知人から譲渡されたスマホはモバイル保険加入の対象外となるので注意してください。

スマホが故障や破損など壊れた状態から加入できますか?

申し込み時点で故障している場合は加入することが出来ません。申し込み時に破損やキズがないように確認するための写真撮影が必要となります。

ただし他の補償サービスにて本体交換や修理後で整備済みのスマホ本体であれば加入対象です。

法人でも申し込みはできる?

法人でも契約は可能ですが、被保険者は個人である必要があります。

月額払いではなく年払いは可能?

モバイル保険は月払いのみとなっており年払いには対応していません。

補償となる金額の振込期間はどれくらい?

申請翌日から5営業日以内に補償金額が振り込まれます。

相談受け付けてます

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