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YouTubeの動画を視聴する時間と同時に消費するデータ通信量。
自宅でWiFiへ接続しているのであれば問題ないのですが、外出先などの外での時間つぶしに長時間見てしまうと速度制限や通信量の不安があります。
そこで実際にYouTubeの動画再生は時間に対してどれくらいのデータ通信量を消費するのか?またデータ量を抑えるための節約術と、そして人それぞれの用途に合った対策方法をまとめました。
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この記事は2024年12月25日に更新しました。
実際にYouTubeを見る際に多くの方が使っているスマホのYouTubeアプリ(iPhone)で動画視聴によるどれくらいのデータ通信量を消費するのかチェックしていきます。
動画はキリが良い5分の動画を選択しています。またデータ測定に使用したアプリは「My Data Manager」です。
多くのユーチューバーの方は10分を超える投稿動画が多いと思いますので、平均して10分以上の動画を頻繁に視聴するならこの結果に単純に×数倍の計算してみるといいと思います。
またスマホのバックグランドでYouTubeを再生(YouTubePremiumの機能)している場合でも映像は表示されませんが、当然ながらデータ通信量は消費している状況です。
YouTubeは画質の設定を行うことができます。基本的にどのスマートフォンもデフォルトでは240p〜480pの間で自動設定されているパターンが多いです。
YouTube画質設定
自動(推奨) | 144p/240p/360p/480p (SD) |
---|---|
高画質 | 720p (HD) |
高画質その2 | 1080p (フルHD) |
詳細設定による手動設定 | 1440p (2K) 2160p (4K) |
※YouTubeには4K映像などもありますがスマホでは視聴できない画質設定なので省きます。
これらの数値は映像の解像度となり数値が大きくなるほど高画質になり、より鮮明な映像を見ることができます。そのため、この画質別で実際に通信量の測定をします。
また自身では普段YouTube視聴をどの画質設定で閲覧をしているのかを事前にチェックしておいた上でこの検証結果をチェックしてみると良いでしょう。
YouTubeホーム画面▶マイページ▶右上の歯車マーク▶動画の画質設定▶モバイルネットワーク接続時またはWiFi接続時で確認 ※自動の場合はスマホだと360〜480pとなります。
5分の動画で結果、約10MBでした。10分の動画なら20MBです。
視聴時間 | データ消費量 |
---|---|
10分 | 20MB |
1時間 | 120MB |
2時間 | 240MB |
5時間 | 600MB |
10時間 | 1200MB(1.2GB) |
約8時間半
5分の動画で結果、14MBでした。10分の動画なら28MBです。
視聴時間 | データ消費量 |
---|---|
10分 | 30MB |
1時間 | 180MB |
2時間 | 360MB |
5時間 | 900MB |
10時間 | 1800MB(1.8GB) |
毎日「30分」視聴した場合 | 月間 2.5GB |
---|---|
毎日「1時間」視聴した場合 | 月間 5GB |
毎日「2時間」視聴した場合 | 月間 10GB |
約5時間半
5分の動画で結果、27MBでした。10分の動画なら54MBです。
視聴時間 | データ消費量 |
---|---|
10分 | 55MB |
1時間 | 330MB |
2時間 | 660MB |
5時間 | 1650MB(1.6GB) |
10時間 | 3300MB(3.3GB) |
毎日「30分」視聴した場合 | 月間 4.8GB |
---|---|
毎日「1時間」視聴した場合 | 月間 9.7GB |
毎日「2時間」視聴した場合 | 月間 19.4GB |
約3時間
5分の動画で結果、51MBでした。10分の動画なら102MBです。
視聴時間 | データ消費量 |
---|---|
10分 | 100MB |
1時間 | 600MB |
2時間 | 1200MB(1.2GB) |
5時間 | 3000MB(3GB) |
10時間 | 6000MB(6GB) |
毎日「30分」視聴した場合 | 月間 9.1GB |
---|---|
毎日「1時間」視聴した場合 | 月間 18.3GB |
毎日「2時間」視聴した場合 | 月間 36.7GB |
約1時間半
5分の動画で結果、89MBでした。10分の動画なら178MBです。
視聴時間 | データ消費量 |
---|---|
10分 | 180MB |
1時間 | 1080MB(1GB) |
2時間 | 2160MB(2.1GB) |
5時間 | 5400MB(5.4GB) |
10時間 | 10800MB(10.1GB) |
毎日「30分」視聴した場合 | 月間 16GB |
---|---|
毎日「1時間」視聴した場合 | 月間 32GB |
毎日「2時間」視聴した場合 | 月間 64GB |
約50分
5分の動画で結果、171MBでした。10分の動画なら342MBです。
視聴時間 | データ消費量 |
---|---|
10分 | 350MB |
1時間 | 2100MB(2.1GB) |
2時間 | 4200MB(4.2GB) |
5時間 | 10500MB(10GB) |
10時間 | 21000MB(21GB) |
毎日「30分」視聴した場合 | 月間 30GB |
---|---|
毎日「1時間」視聴した場合 | 月間 61.5GB |
毎日「2時間」視聴した場合 | 月間 123.1GB |
約30分
常に多くのYouTubeの動画を再生する方は実はこんなにも通信量を使っている可能性があるということが分かったかと思います。
そうなんです。画質の自動設定はそのスマートフォンやインターネット環境によってもどの設定になっているのかは様々です。この画質設定は変更ができます。
またあくまでもこれはYouTubeの視聴における通信量だけですから、ここから普段使っている「LINE通話」「ネット閲覧」「メール」などのその他のアプリの通信量が加わっていくとトータルですぐにデータ量の上限に達してしまう可能性も高いです。
最近では増えてきたYouTubeでのLive配信も同じくどれくらいの通信量の消費を行うのか標準画質の360pで5分間視聴してみました。
実際には5分の視聴で20MBでした。10分視聴すると40MBです。YouTubeLiveに関しては動画よりもデータ消費量が若干少ない結果になりました。
インスタライブと同じでYouTubeLiveも配信を見に行った際には30分、下手すれば1時間ほど視聴する可能性もあります。特にお気に入りのユーチューバーなどであればなおさらですね。
ただしYouTube Liveは配信者側の設定や画質、通信状況によって視聴者側が消費するデータ通信量に若干の変動があるのかもしれません。
別に毎日見るわけではないと思いますが、少しでも暇な時間ができればYouTubeを開くという方は意外と通信量を消費していることにびっくりするかもしれません。
YouTubeをモバイル通信ですべて視聴してしまうと月間で平気で数GB〜数十GB超えます。これは視聴する頻度が非常に高いユーザーはいつ速度制限にかかってもおかしくないでしょう。
YouTubeを結構頻繁に視聴する人は自宅でも外出先もなるべくWiFiに接続して視聴するしたほうがいいですね。ということでYouTube視聴による通信量を節約できるいくつかの方法を紹介します。
ハマってしまう動画、毎日の日課となっている動画などYouTubeは通信量を気にせずに楽しみたいものです。そのための対策方法を⑤つ用意しました。
結果を見てみるとわかると思いますが、画質設定が高画質になるにつれてデータ消費量が非常に増えてしまいます。
そのため、自身の使用しているスマホのYouTubeの画質設定を下げて変更するこでパケットのデータ量を抑えることができます。
もう一つは動画再生中に詳細に画質を下げて設定変更する方法です。
この設定で多少のパケットデータ消費を抑えることができます。
144pの画質
1080pの画質
ただし画質を落としすぎるとこのように何が映ってるかわからないぐらいの画質クオリティになってしまいます。
ラジオ的に聴く音声メインの動画なら良いですが映像もしっかり見たい場合、144pの画質は1080pの高画質の映像と比べるとかなり画質が潰れて見えて動画として視聴するのは厳しいものがあります。
360pの画質
最低でも360pの画質で見れれば映像も不満なく見れるレベルだと思います。ですので360p以上の画質設定になっている方は、360pでもそこまで遜色がないと思われます。
これで今までのご自身のスマホの画質設定より少し下げて視聴すれば少なからず通信量は節約できます。1ヶ月なら数GBも変わってくるでしょう。節約も塵も積もれば山となります。
YouTubeの有料版となるYouTubePremium(ユーチューブプレミアム)という有料サービス(1,280円)に加入することでYouTube動画をダウンロードすることができます。
YouTubeのプレミアム会員は「オフライン」という項目が表示されワンタップでスマホ本体に動画をダウンロードし、ダウンロードが完了した動画はネットに接続せずとも視聴することができます。
ouTubeプレミアム加入者でオフライン保存を活用している方は画質設定を選べるようになりました。 作業用BGMなどで保存したい場合は最低画質を選んでスマホのストレージを節約できます。 【設定手順】マイページ→右上の点々→設定→オフライン動画の品質→画質を変更。
https://twitter.com/netosetsu/status/1719394369810366498
また予めダウンロードする場合の画質設定も変更できるため、画質を落とせばスマホのストレージを圧迫せず節約することができます。
YouTubeの有料サービスですが、広告も表示されませんし、スマホの通信制限時に追加でパケット料金を払っている人がいればこちらのサービスに加入したほうが断然得をするかもしれません。
外出先でYouTubeを視聴する際には【スキップできない広告動画】にも当然ながらデータ通信を消費してしまうので長時間の動画を見る人はたくさん挟まれる広告にも費用を払っているという意識は持っていた方が良いでしょう。
その他のYouTubePremium加入によるメリットは多数ありますので気になる方はチェックしてみてください。
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月額料金 | 2,728円 | 端末 | 実質0円 |
---|---|---|---|
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3日10GBまでの制限を考慮してみても月間90GBのパケットデータ通信が月額990円で利用できると考えただけでもかなりのコストパフォーマンスですし、YouTubeのデータ量を気にせず余裕で使えるレベルなのは間違いないでしょう。
実際に私も利用中で申し込み手順は以下で解説しています。
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ただし今では光回線をわざわざ契約しない方もいますが、モバイル通信だけではどうしても万が一の通信制限の恐れもあり多少不安な点もあります。
今では光回線は工事費が無料なものが大半で、利用できるまで時間がかかるという点はありますが、YouTubeを最も快適に観るなら一番おすすめの対策です。
カメラが高画質化し、YouTubeに投稿される動画もどんどんと高画質化してくるとともに、それに比例して視聴するYouTube利用者のパケットデータ消費量も年々増えてきています。
そこで自分がどの節約術がもっとも適しているか見つけられるかで、いかにストレスを溜めずに楽しめるか大きな課題となるでしょう。
より良くYouTubeライフを楽しめる対策方法を見つけられるようにここに随時追記していきたいと思います。
映画やドラマを見る方はDTVやHuluなどの動画配信サービスのデータ通信量も気になるかと思いますのでチェックしてみてください。
今やYouTubeよりも人気となっているTikTokも気になる方は以下をチェック
連絡手段として普段から利用頻度が多いLINEに関しても通信量の実験を行っています。
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